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最近安くなってきているQD-OLEDモニターとは?WOLEDの違い解説とおすすめモニターを紹介!

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PCゲーマー
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最近Amazonでゲーミングモニターを検索していると「QD-OLEDモニター」ってよく見るけど、普通の液晶と何が違うの?WOLEDとも違うのかな?

Kotack<br>(ZACK IT編集)
Kotack
(ZACK IT編集)

QD-OLEDは韓国サムスンが製造している有機ELパネルだね。
WOLEDは同じく韓国のLGが製造している。設計思想も大分異なるから面白い。

本記事では、サムスンが手掛ける有機ELパネルである「QD-OLED」について、その仕組みから従来のWOLEDやMini LEDとの違いまでをモニターオタクの視点で徹底解説。多くの人が懸念する「焼き付き」などのデメリットにも深く言及し、その上で現在市場で高く評価されているおすすめのQD-OLEDモニターを紹介。最高の画質を求めるゲーマーやクリエイターにとって必読の内容である。

QD-OLEDとは?

QD-OLEDとは、「Quantum Dot Organic Light Emitting Diode」の略称であり、日本語では「量子ドット-有機EL」とも呼ばれる。これは、韓国のサムスンが開発した革新的な自発光ディスプレイ技術である。その最大の特徴は、発光の仕組みにある。まず従来の液晶パネルにはバックライトが欠かせない。しかし有機ELの最大の強みはOLED自体が発行する点にある。つまりバックライトやそれにかかわるレイヤーを丸々省略できるため、薄型化しやすい。さらにQD-OLEDパネルは、まず青色の有機EL(OLED)素子を光源として画面全体を均一に発光させる。そして、その青色光が「量子ドット(Quantum Dot)」と呼ばれるナノサイズの半導体粒子で構成された層を通過することで、光の三原色である赤(Red)と緑(Green)の色が生成されるのだ。光源である青(Blue)と、量子ドットによって生成された赤・緑を組み合わせることで、極めて純度の高いRGBフルカラーを実現している。

この方式により、従来のディスプレイ技術が抱えていた課題を克服し、これまでにないレベルの色再現性と輝度、コントラストを両立させることが可能となったのである。

参考記事:https://www.samsungdisplay.com/eng/tech/quantum-dot.jsp

WOLEDの違い

一方、主にLG製モニターや大手ゲーミングモニターの一部でも採用されているのが「WOLED(White OLED)」パネルである。QD-OLEDとの違いを理解する上で、このWOLEDとの構造的な差異を知ることは極めて重要だ。WOLEDは、その名の通り白色のOLED素子を発光源として使用する。そして、その白色光をRGB(赤・緑・青)のカラーフィルターに通すことで各色を表現している。更に輝度を向上させるためにRGBに加えて白(White)のサブピクセルを追加した「RGBW」方式を採用している。サブピクセルとは、それらのピクセルが1セットとなり発光しているものが1ドットを形成する。それが解像度分集まってモニターの表示となってわれわれの目に届く。例えば1920×1080の場合は約200万ドット必要なため、RGBのサブピクセルのセットが約200万個あることになる。

わかりやすく解説するため実際のサブピクセル配置とは異なる場合があるが一旦の理解のためには不要なので省略する

このカラーフィルター方式は、光がフィルターを通過する際に一定の輝度ロスが生じるという構造的な課題を抱えている。一方、QD-OLEDは青色光を量子ドット層で直接的に赤と緑に色変換するため、カラーフィルターが不要である。これにより、光のエネルギーロスが少なく、WOLEDよりも少ない電力で高い輝度を実現できる。さらに、量子ドットが生み出す色はスペクトル幅が非常に狭く、極めて純粋であるため、色域が格段に広く、より現実に近い鮮やかな色彩表現が可能となる。これが、QD-OLEDがWOLEDを凌駕する画質を持つとされる最大の理由である。

関連記事:【第3世代WOLED】LG UltraGearシリーズから新たに4機種発売!勝利をつかむ高速ゲーミングモニター

Mini LEDとの違い

次に、液晶ディスプレイの1種であるMini LEDの違いについて解説する。Mini LEDは、液晶パネルのバックライトに従来よりも遥かに小さいLEDを高密度に敷き詰めた技術である。これにより、「ローカルディミング(部分駆動)」の分割エリアが飛躍的に増加し、液晶の弱点であったコントラスト性能を大幅に向上させた。しかし、Mini LEDはあくまで液晶技術の延長線上にあるうえ、現在のバックライト制御では多くても2300ゾーン程度であるため、QD-OLEDのように1ドットごとに自発光できる仕組みと比べれば根本的に異なる。また、Mini LEDはハロー現象といった光っている物体の周りに”もや”がかかる現象が少なからず発生してしまう課題もある。メーカー側でハロー現象を最小限にとどめる設定を施していたりもするが、やはりコントラストという点でQD-OLEDにはかなわない。

関連記事:量子ドット・有機EL・ミニLEDの違いについてわかりやすく解説!至高のゲーミングモニター選び編

Mini LEDのハロー現象のイメージ。LEDバックライト制御が細かくなっても2300ゾーン前後になるため、ドット単位で発行が可能なOLEDには敵わない

そのため、最大の違いは「黒」の表現力にある。QD-OLEDはピクセル単位で完全に発光をオフにできるため、理論上「完全な黒」というものをを表現できる。普段液晶モニターで見ている黒は、バックライトの関係上完全な黒を表現できていない。応答速度においても、バックライトを不要とするQD-OLEDが圧倒的に高速であり、残像感の少ないクリアな映像を実現する。ただし、ピーク輝度に関しては、強力なバックライトを搭載できるMini LEDがQD-OLEDを上回る製品も多く、非常に明るい部屋での使用には有利な側面もある。

関連記事:【神コスパ】M27P6は1か月で500台以上売れている!?噂のKTC製Mini LEDモニターがなぜ人気なのかを調査

QD-OLEDのデメリット 焼き付きのリスクはある?

これほど優れた画質を誇るQD-OLEDだが、いくつかのデメリットも存在する。

  • 価格が高い
  • 焼き付きリスクがある

まず第一に挙げられるのが価格である。最新鋭の技術であり、製造プロセスも複雑なため、同等解像度のMini LEDモニターや通常液晶モニターと比較して製品価格が高価になる傾向がある。しか2025年に入ってかなり低価格化してきており、DELLなどの大手ブランドもWQHD解像度であれば7万円台前半というセール価格も多く見かけるようになってきた。4Kでも10万円前後であればかなり買いに気持ちが傾いてくる。

もう一つ、PCモニターとして使用する際に特有の問題として、焼き付きだ。これはQD-OLEDのみではなく有機EL全般に言えることではあるが、長時間明るい静止画を表示させ続ける使い方が多いとパネルにゴーストのように焼き付きが発生してしまうこともある。昨今は技術革新や各メーカーの焼き付き防止機能のおかげで実際に数年使用していて焼き付いた報告も減ってきており、パネルの保証期間もかなり長期にわたるモニターメーカーも増えてきているため、そこまで心配はいらないのかもしれない。

おすすめのQD-OLEDモニター

ここでは、数ある製品の中から特にコストパフォーマンスが高く、多くのユーザーに支持されているおすすめのQD-OLEDモニターを厳選して紹介する。

Dell AW2725D

DELLのAW2725Dは約27インチのWQHD解像度のQD-OLEDパネルを採用するゲーミングモニター。大きな特徴はリフレッシュレート280Hzの高いリフレッシュレートにある。また保証も手厚く向き店が1つでもあった場合には保証を受けることができる3年保証を提供。応答速度を見ればわかる通り、液晶では実現しえない圧倒的な応答速度であるため、格闘ゲーム大会やe-Sportsに最適。

項目Dell AW2725D
パネルタイプQD-OLED
サイズ26.7インチ
解像度WQHD (2560×1440)
リフレッシュレート280Hz
応答速度0.03ms
コントラスト比1,500,000:1
可変
リフレッシュレート
G-SYNC Compatible,
AMD FreeSync Premium Pro
映像接続ポートHDMI、Displayport
VESA
スピーカー
価格(2025/8時点)71,800円

IODATA EX-GDQ271UEL

IODATAのGigaCrystaシリーズから2025年8月に新発売したEX-GDQ271UEL。おなじみのリモコン機能付きで、ゲーム機も一緒に使用する場合に嬉しいポイント。ドット抜けや焼き付き保証も充実しており、迷ったらこれ!くらいのオススメ品だ。基本スペックは前述のDELL AW2725Dとほぼ同じ。使用していない時間に実行される独自の自動メンテナンス機能により焼き付きから保護してくれる。作業を中断することなく焼き付きリスクからユーザーを守ってくれる日本メーカーが贈るベストバイ商品。

項目IODATA
EX-GDQ271UEL
パネルタイプQD-OLED
サイズ27インチ
解像度WQHD (2560×1440)
リフレッシュレート280Hz
応答速度0.03ms
コントラスト比1,500,000:1
可変
リフレッシュレート
G-SYNC Compatible
映像接続ポートHDMI、Displayport
VESA
スピーカー
価格(2025/8時点)71,800円

まとめ

QD-OLED技術は、自発光ディスプレイの新たな地平を切り開いた革新である。青色OLEDと量子ドット技術の融合により、従来のWOLEDを凌駕する色再現性と輝度を実現し、液晶技術であるMini LEDとは一線を画す「完全な黒」と応答速度を誇る。

確かに、高価であることやテキスト視認性の課題、そして原理的な焼き付きのリスクといったデメリットも存在する。しかし、メーカー各社の高度な保護技術により焼き付きのリスクは大幅に低減されており、その画質は他の追随を許さないレベルにある。

もし、ゲームや映画、クリエイティブな作業において、一切の妥協なく最高の映像体験を求めるのであれば、QD-OLEDモニターは現在考えうる最良の投資となるだろう。その圧倒的な映像美は、あなたのデジタルライフをより豊かで感動的なものに変えてくれるはずだ。

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