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AMD RYZEN 9000 X3Dの発売日はいつ?ズバリ〇月だ!【非公式予測記事】

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AMDer君
AMDer君

前回の記事でAMD RYZEN 9000シリーズの発表はわかったけど、

ゲーマーだからX3D待ちなんだよね。いつ頃発売されるんだろう。

Kotack<br>(ZACK IT編集)
Kotack
(ZACK IT編集)

前回の発表でX3Dのラインナップは出なかったけど、

発売日の予測を一緒にして楽しもう。

本記事ではゲーマー諸君には待望のRYZEN 9000シリーズのX3Dモデル発売時期について考察していく記事だ。

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RYZEN 9000 X3D概要

Computex 2024のAMD基調講演で発表されたRYZEN 9000シリーズのラインアップ。非常に魅力的な性能向上を謳っており9700Xを発売日当日にでも欲しい筆者だが、特にゲーマーの注目を集めているのがX3Dモデルの情報だろう。

RYZEN 7000シリーズのX3Dは、3D V-Cache技術により大幅なキャッシュ増加を実現し、ゲームパフォーマンスを飛躍的に向上させ、熱心な3Dゲーマーたちの心をつかんだ。

この技術によりフレームレートが安定し、よりスムーズなゲーム体験が可能になったいわゆるゲーム特化なCPUなわけだが、9000シリーズのX3Dモデルはさらに進化した性能と効率性をもたらし、ゲーマーにとって新たな「最強のゲーミングCPUとなるだろう。

RYZEN 9000シリーズの発売日はそもそもいつなの?

AMDは2024年7月31日にRYZEN 9000シリーズのラインナップを販売開始することを正式に発表した。この新しいシリーズには、16コアのRyzen 9 9950X、12コアのRyzen 9 9900X、8コアのRyzen 7 9700X、そして6コアのRyzen 5 9600Xが含まれる​。これは先日公開した記事に書かれたラインナップに変わりはないため、説明は省略する。

※2024/7/25追記。X(旧Twitter)上でAMDのJack Huynh氏が正式にRYZEN 9000シリーズの発売延期を告知。原因や新しく設定された新発売日などは下記の記事を見てほしい。

X3Dモデルの発売サイクルは?9000X3Dはいつ発売?

結論から書くと2025年1月の可能性が高いと考える

あくまで当サイトが予想する発売時期であってAMD公式からの発表はまだありません。

以下は根拠を並べていく。

RYZEN 5000RYZEN 7000RYZEN 9000
通常ラインナップ2020/11~2022/9~2024/7~
X3Dラインアップ2022/4~2022/3~???
通常ラインナップからX3D発売にかけてのサイクルが徐々に早くなってきている。

5000シリーズではX3D発売まで通常モデルローンチから約1年半。次の7000シリーズではわずか半年で発売だ。ちなみに7000シリーズのX3Dは2022年1月のCES(米国ラスベガスで開催のテック系展示会)の前日に開催された基調講演で発表後3月に日本国内で発売された(米国では2/28)。

CESといえばライバルのインテル(intel)がNon-Kモデルを頻繁に発表する場だ。その少し前である10月~12月にK付きモデルをローンチし、CESでK無しモデルをアピールする。そういったスケジュール感になることが多い。Intel Alderlake(第12世代)発売もKモデルは11月、Non-Kは1月以降の発売だったことは自作erの皆様には記憶に新しいところだろう。

となるとだ。ライバルのインテルCPUも今回のComputex2024(6月開催)でマザーボード各社が詳細スペックは伏せたうえで多数展示されていた(Arrow Lake Intel Next-Genとまでは書かれていた)わけだが、マザボを展示して年内ローンチされないというのは量産過程でのトラブルがない限り考えにくいことを考慮すれば恐らく年内にArrow Lake(第15世代)のインテルCPUを市場で拝むことができるだろう。インテルCPUの直近12~14世代の発売時期を下記にまとめる。

Alder Lake
(12 Gen)
Raptor Lake
(13 Gen)
Raptor Lake
Refresh
(14 Gen)
発売時期2021/11~2022/10~2023/10~

おおむね年内の10月~11月に発売が開始されていることを鑑みると、次世代Arrow Lakeは同じ時期に発売開始される可能性が高い。また、Computexでゲーミングデスクトップ向けCPUを大々的にアピールしたAMDとは対照的に、モバイル・AI向けをアピールしたインテル。デスクトップ向けのArrow Lake-Sが急ぎで出てくる可能性は正直薄いだろう。

また、Arrow LakeはRaptor Lake Refreshからソケットが一新される予定で、ユーザー側でのマザーボードのアップグレードが必須に。Computexでもマザボ各社はソケット部分は見せないよう隠していたのでソケット変更は周知の事実だろう。

AMDとしても9000シリーズはソケット互換を持っているという優位性がある中で、X3Dモデルを急ピッチで出して7000X3Dラインナップを早期に旧世代化する戦略を立ててくるだろうか。また、短期スパンで9000X3Dの発売情報が出てしまうと通常の9000シリーズの買い控えというリスクもある中で、通常モデル発売から2~3か月でローンチするようなことは考えにくい。

以上の観点からAMD RYZEN 9000X3Dの発売は2025年1月にCESで発表され、そのまま発売となるのではないかという予測を立てた。X3Dの発売スパンは前述の通り狭まってきている。そのことからCESで発表されて1か月以上ローンチまで日が開くというのもまた可能性が低くなっているのも事実だ。

まとめ

あくまで当サイト内でのCPU各社発表と発売の前例から建てた予測ではある点で非公式情報であることに留意いただきたいが、AMD RYZEN 9000 X3Dは2025年1月のCESで発表され、ほどなくして発売開始されるのではないかというのが筆者の結論だ。

ともあれ、すでに発表されている9700XなどTDPが65Wに省電力化された点は見逃せず、コスパ・絶対性能ともに非X3Dモデルであっても高い魅力をユーザーが感じているのは間違いない。

AMD RYZEN 9000シリーズの日本国内発売解禁が待ち遠しい。

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