
ゲーミングPCを自作してみたいけれど、OSも込みで予算10万円前後に抑えるのって今の円安相場だとさすがに厳しい?BTOのセール品を買ったほうがいいのかな……。

(ZACK IT編集)
確かに2026年現在のパーツ相場は円安とメモリSSDグラボ高騰が重なって、一見10万円の予算はかなり厳しく見える。だが、グラボやOS代をすべて含めても、パーツの選び方と「ポイント還元」を戦略的に組み合わせれば、フルHDで快適にゲームが動く構成は実質10万円台で今でも十分に組めるかも。その具体的な最強構成をシミュレーションしていこう!
予算税込10万円前後でゲーミングパソコンは組めるか
結論から言えば、フルHD解像度(1080p)で設定を調整し、ゲームをプレイすることを目的としたライトゲーミング構成であれば、現在でも十分に構築可能だ。
ただし、昨今の日本のPCパーツ市場は為替(円安)の影響をダイレクトに受けており、さらに世代が上がるにつれてパーツ単体の価格も値上がり傾向にある。そのため、妥協なしで「すべて最新世代のパーツ」を揃えて10万円以下に収めることは、2026年現在ではもはや不可能であると言っていい。
そこで重要になるのが、「あえて前世代の枯れた高コスパパーツを狙い撃ちすること」、そして「表面上のズバリ価格ではなく、ポイント還元を加味した実質最安値で揃えること」の2点だ。特にYahooショッピングはPCパーツをお得に購入するにはもってこいの高還元市場であることをまだ知らないPC自作erは少なくない。このポイ活全盛期にポイント還元をどれくらい受けられるか?を見える化したPCパーツや周辺機器の次世代価格比較サイト「得ピックスラボ(得Pi!)」も合わせて確認しておきたいところ。
予算10万円のパソコンで「できること」「厳しいこと」
組んだ後に「思ったより動かない」という後悔を防ぐため、この予算帯のゲーミング性能の限界をあらかじめクリアにしておく。
予算を15万円まで引き上げた自作PC構成だとほんの少しだけ選択肢は増える。最新のRTX 50シリーズを使いたいユーザーは15万円構成も目を通しておきたい。
【2026年8月版】OS込み実質10万円前後のおすすめ自作PC構成パーツ一覧
2026年8月現在のリアルタイム市場相場から、コストパフォーマンスを極限まで尖らせたAMD Ryzen 5000シリーズをベースとした自作PC構成案を以下に提示。
通常価格の単純合計では約12.5万円と予算オーバーしてしまうが、Yahoo!ショッピングに掲載された大手PCショップや量販店系(ツクモ、ジョーシン、ケーズ等)のポイント還元(LYPプレミアム、各種キャンペーン)をフル活用することで、実質【10万円台】までコストを抑え込むことができる。
2026年8月相場:各パーツの選定理由とプロの妥協ポイント
自作PC歴13年超かつPC専門メディアの知見に基づき、なぜこの構成が2026年8月における「ベストバイ」と言えるのか、現在のパーツ相場を背景に詳しく解説。
【CPU】AMD Ryzen 5 5500(6コア/12スレッド)
予算10万円でOSとグラフィックボードを両立させる場合、AM5(DDR5メモリ対応)のような最新プラットフォームを選ぶと確実に予算オーバーする。そこで、AM4ソケットのロングセラー「Ryzen 5 5500」をチョイス。実勢価格1.7万円前後(ポイント込みで1.5万円未満)と底値に近いながらもゲームに十分な6コア12スレッドを誇り、CPUに付属する「Wraith Stealthクーラー」をそのまま使用することで、高価な別売りCPUクーラー代を完全にカットできる強みも。
【GPU(グラボ)】ASUS Dual GeForce RTX 3050 OC Edition 6GB
グラフィックボードの価格高騰が著しい2026年現在、最新のRTX 50シリーズのエントリークラスを10万円構成に組み込むのは予算上不可能。そこで浮上するのが「RTX 3050 6GB(補助電源不要/TDP 70W)」である。補助電源無しは自作PC初心者にも組みやすく配線も最低限で済ませることが可能。消費電力が極めて低いため電気代にも優しく、ゲーム設定でアップスケーラー(DLSS)やフレーム生成技術をONにすれば、フルHD環境下で設定次第で実用的なフレームレートを維持できる性能を備える。
【マザーボード】GIGABYTE A520M K V2 (Micro-ATX)
マザーボードに余計な予算を割かないためのコストカット枠。AM4プラットフォームで最安クラス(通常価格約6,500円)の「A520M K V2」を採用することで浮かせた予算を、パフォーマンスに直結するSSDやメモリに回している。拡張性は最小限だが、グラフィックボード1枚とM.2 SSD1枚を搭載する標準的な運用であれば何一つ問題はない。ただし、PCIexpress x16スロットは3.0までの対応。最新グラフィックスボードに換装する際に多少のボトルネックを覚悟することに。
【メモリ】Corsair VENGEANCE LPX DDR4-3200 16GB (8GB×2)
昨今のメモリ市場はDDR4であっても値上がり傾向にある。しかし、ゲームや複数のタブを開いたブラウジングをサクサク行う上で「8GB×2枚(計16GB)のデュアルチャネル」は絶対に妥協してはならないラインだ。Corsairの「VENGEANCE LPX」はオーバークロック耐性と動作安定性に定評があり、DDR4-3200動作によってCPUのポテンシャルをしっかりと引き出してくれる。
【SSD】Lexar LNM610P001T-RNNNG (M.2 NVMe 1TB)
ゲームをインストールするなら、ストレージは「1TB」が現代の最低ラインだ。昨今SSDの高騰によりBTOパソコンのベースモデルが500GBが増加傾向にあるがこれは完全に罠。500GB程度では絶対に足りないことがSteamの人気ゲームタイトル数本の必要ストレージ領域を見れば一目瞭然だ。あくまでBTO各社はPC本体価格のベース価格を下げたいがための戦略であり鵜呑みにしてはいけない。500GBでは数タイトルを入れただけで一瞬で枯渇する。
今回選定したLexarの高速M.2 NVMe SSD(通常価格約2.4万円、実質2万円前後)を採用することで、HDDや古いSATA SSDとは次元の違う、OSの爆速起動とゲームロード時間の短縮を実現している。接続インターフェイスはPCIe Gen.3 x4と旧世代感が否めないものの、選定したマザーボードの兼ね合いやそもそも贅沢を言えない予算帯であるため、ここは妥協点といえよう。
【電源ユニット】ATLAS 650 (650W 80PLUS Bronze)
今回のRTX 3050 6GB構成であれば、本来は450W前後の電源でも動作可能だ。しかし、自作PCの最大の醍醐味は「将来のアップグレード」にある。あらかじめ余裕のある「650W」の高品質電源を確保しておくことで、将来的にグラフィックボードを上位のミドルクラス(GeForce RTX 5060/Radeon RX 9060XT等)へ載せ替える際も、電源ユニットを買い換えることなくそのままパーツのポン付け換装が可能になる。
【PCケース】ZALMAN T8 (ミドルタワー)
ミドルタワーケースとして必要な吸排気エアフローを確保しつつ、通常価格約3,000円台でポイント込みそれを切るという驚異的な安さを実現している「自作er初心者の味方」とも言えるロングセラーケース。無駄なLED装飾などを最小限にしたシンプルな黒の筐体は、どんな部屋のレイアウトにも自然とマッチ。なおこの安価さであるにもかかわらず、簡易水冷には240mmまで対応するという将来性の高さ。ゆくゆくは高性能CPUへ載せ替えて水冷化も視野に入れたい。
【OS】Microsoft Windows 11 Home 日本語パッケージ版
10万円以下のオススメ構成を謳う多くのブログ記事やYoutubeの中には、肝心の「OS代(約1.6万円)」を表記から除外して安く見せているケースが多々あるが、本構成は正真正銘の「OS込み」だ。結局のところBazziteなどの無料OSはあるものの、アンチチート付きゲームを起動するにはハードルも高く、完全互換とは言えない。10万円という低予算で組む自作PC初心者だからこそ安心のWindowsOSで組みたいところ。
パーツ構成に含めている「日本語パッケージ版」は、DSP版と違いマザーボードを将来新しいものに交換(アップグレード)した場合でもライセンスを移行してそのまま使い続けられるため、長期的に見て非常にお得。
BTOパソコンより自作PCの方が「実質安く」組める秘訣
「同じ10万円の予算を出すなら、BTOショップでセール品の完成品を買った方が安くて楽なのでは?」という疑問を持つかもしれない。
だが、2026年現在のBTO市場において、OS込みで10万円前後のゲーミングPCはラインナップ自体が激減している。稀にセール対象になっていても、「SSDが500GBと容量不足」「電源要領が少なく将来性無し」など、どこかしらに致命的な妥協(コストカットのしわ寄せ)が存在する場合がほとんどだ。
自作PCであれば、得ピックスラボを駆使してパーツごとにポイント還元の最も高い大手PCショップを狙い撃ちして購入することもできるため、表示上の販売価格(12.5万円)を、ポイント還元の圧倒的な力で実質10万円台まで引き下げることができる。BTOパソコンでポイント還元率10%超えというのはまずないか、あっても設定価格がその分高いことがほとんどだ。
とはいえ、最も注意しなければならないのがYahooショッピングでもある「キャンペーンポイントの付与上限(壁)」だ。例えば、「PayPayポイント10%BONUSプラス還元!」と華々しくアピールされていても、その裏には「期間中の付与上限は5,000ポイントまで」という非常に細かい規定が隠れている。 何も知らずにCPU、グラボ、マザボ、OSなどをカートに入れて一括注文してしまうと、あっという間に上限に到達し、付与されると思っていたポイントの数分の一だったという悲鳴が聞こえてくることも…。
この複雑極まりない各種ポイント還元の上限計算を項目ごとに、一式合計の価格ベースでリアルタイムにシミュレートし、上限オーバーによるポイント漏れを1秒で防いでくれるのが、次世代価格比較サイト「得ピックスラボ(得Pi!)」の自作PC見積もりシミュレーターだ!
ワンタップで今回紹介した「OS込み実質10万構成」をシミュレーターに読み込む
今回紹介した「2026年8月版・OS込み予算10万円構成」のすべてのパーツリストが最初から選択された状態で起動する、専用のシェアURLを用意した。上記のリンクをクリックするだけで、2026年8月時点(2026/8/12)の最新相場と、支払方法に基づいた「リアルな実質最安合計金額」が一瞬で計算される。なお、セールが終了したり在庫が消滅した場合は金額が変更されたり、在庫切れ商品が非表示になっているため再度その時お得なPCパーツを選んでもらえれば幸いだ。
ぜひブックマークしておき、ポイント還元率が跳ね上がる週末のセール日(「BONUSプラス」や「5のつく日」、「プレミアム日曜日」など)を狙って、お得に自作PCパーツを揃えてみてほしい。
まとめ:自作PCは「組んで終わり」ではなく「育てる」のが楽しい!
OS込み実質10万円前後で組む自作ゲーミングPCは、決して「安かろう悪かろう」の妥協だらけのマシンではない。
将来的に最新のミドルクラスグラボをそのまま搭載できる650Wの優秀な電源、SSDも1TBと大容量モデルを選択でき、アップグレード可能なAM4ソケットプラットフォーム、パーツを乗せ替えても引き継げるWindowsリテールパッケージ版 など、将来の拡張性をあらかじめガッチリと確保してある「優秀なベースマシン」だ。
「今はお金をかけずにゲームを始め、来年余裕ができたらグラボを最新のRTX 5060に交換しよう」「M.2 SSDをもう1枚追加しよう」といった、自作PCならではの『自分好みに最強PCへと育てていく楽しみ』を、ぜひ得Pi!のシミュレーターを使ってお得にスタートさせてほしい。







