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Windows 11ってずっと使えるんじゃないの?Windows 12とかないよね?

(ZACK IT編集)
Windows 11にもバージョン毎にサポート期限が実はあったりする。
各バージョン毎にサポート期限の一覧を用意したから、グレードがPro以上で普段あまり大型アップデートしないように更新停止している人はいったん見ておいた方がいいかも。
実はWindows 11にもバージョン毎にサポート期限あり?
Windows 11には、大きく分けてHomeとProの2つのエディションが存在するほか、EnterpriseやEducationが用意されている。これらのエディションには、それぞれ異なるバージョンのWindows 11が存在し、各バージョンごとにサポート期限が設けられている。

Windows 11のサポート期限とは、マイクロソフトがセキュリティ更新プログラムやバグ修正プログラムを提供する期間を指す。サポート期限が終了したバージョンを使い続けると、セキュリティリスクが高まるだけでなく、最新のソフトウェアや周辺機器が正常に動作しない可能性もあるので注意したい。アップデートしたらしたで定期的に不具合発生するなどのジレンマを抱えているのも事実ではある。
各バージョンのサポート期限一覧
以下に、Windows 11の各バージョンのサポート期限をまとめた。意外と各バージョン毎に設定されたサポート期限は短い。アップデートリリースから約2年間であるということがわかる。Microsoftは基本的に年間に1度大型アップデートプログラムをWindowsで配信をしており、ネーミングからリリース時期の特定が可能だ。
バージョン | サポート期限 |
---|---|
Version 21H2 | 2023年10月10日 |
Version 22H2 | 2024年10月8日 |
Version 23H2 | 2025年11月11日 |
Version 24H2 | 2026年10月13日 |
上記の一覧から分かるように、Windows 11のサポート期限はバージョンによって異なり、新しいバージョンほどサポート期限が長く設定されている。そして、既に21H2及び22H2はサポート終了しているということが分かる。
つまり、24H2が昨今強制アップデートや不具合が取りざたされているからアップデートを敬遠したいといっても使い続けて良いのは23H2までだということ。

新しいバージョンへは無償アップデートできる?
ハードウェアのシステム要件をクリアしていれば、Windows 11の新しいバージョンへのアップデートは、基本的には無償で可能だ。また余談ではあるが、今年2025年10月にサポート期間終了予定のWindows 10からも現在Windows 11への無償アップグレードを実施している。
最新バージョンへのアップデート/アップグレード方法
Windows 10/11ユーザーは基本的にWindows Updateを利用することで、簡単に最新バージョンへアップデート可能だ。またWindows Update内に最新バージョンへのアップグレード通知がもし来ていない場合であってもイメージをダウンロードしクリーンインストールも可能となっている。
まとめ
Windows 11における各バージョンのサポート期限は、高いセキュリティを維持し、最新の機能を利用するために非常に重要である。サポート期限が切れたバージョンを使用している場合は、速やかに最新バージョンへアップデートすることを推奨する。