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【KB5067036不具合】Windows 11アプリ閉じたのにバックグラウンドで動いたまま!?解決法を解説

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Windows 11<br>ユーザー
Windows 11
ユーザー

最近なんだかPCの調子がおかしいんだよ。アプリを全部閉じたはずなのに、タスクマネージャー見ると結構メモリ使ってるんだよね。しかも閉じたはずのアプリが表維持されてて裏で動いてる?こんなことあるの?

Kotack<br>(ZACK IT編集)
Kotack
(ZACK IT編集)

使ってるPCはWindows 11?最近ちゃんとアップデートしてる?
基本Windows 11は更新毎に不具合でてそれの解決策プログラムが出てのイタチごっこだから常に不具合情報に目を光らせて情報収集したほうがいいかも。

Windows 11でアプリを閉じたにも関わらず、タスクマネージャー上でプロセスが残留する不具合が発生している。PCのリソースを無駄に消費してしまい、重くなる・メモリひっ迫の原因となるこの現象は、2025年10月の更新プログラム(KB5067036)が関係している可能性が高い。本記事ではその詳細な症状と、解決策について解説。

Windows 11でアプリを閉じたのにバックグラウンドで動く?

PCを使っていると、明らかにアプリケーションを「×」ボタンで閉じたはずなのに、システムのリソースが解放されないという奇妙な現象に遭遇することがある。通常、アプリを終了すればメモリ(RAM)やCPUの使用率は下がるはずである。しかし、タスクマネージャーを開いてプロセスを確認すると、終了させたはずのアプリケーションがバックグラウンドに残っていてリストに残存しているケースが散見される。これが今、一部のWindows 11ユーザーの間で話題になっている不具合だ。

この状態が続くと、ユーザーはアプリを起動していないつもりでも、システム上では複数のアプリが同時に起動しているのと変わらないような状況が続くことになる。結果として、PCの動作が緩慢になったり、バッテリーの減りが異常に早くなったり、最悪の場合はメモリ不足で他の作業に支障をきたすことさえある。特に動画編集やゲームなど高負荷な作業を行うユーザーにとっては致命的であり、単なる表示上のバグと軽視できるものではない。再起動すれば一時的には解消するが、アプリを使うたびにプロセスが蓄積されていくため、根本的な解決が必要不可欠である。

原因はKB5067036かも

この不可解な「ゾンビプロセス」現象の原因として濃厚なのが、2025年10月28日頃にリリースされたプレビュー更新プログラム「KB5067036」である。Microsoftのサポート情報やコミュニティでの報告を分析すると、OSビルド 26100.7019 および 26200.7019 あたりにアップデートした環境で多発していることが分かる。この更新プログラムは本来、システムの安定性向上や新機能の追加を目的としたものであったが、副作用としてプロセス管理の挙動にバグを抱え込んでしまったようだ。

具体的には、アプリケーションが終了シグナルを送ったにもかかわらず、OS側がそれを正しく処理できず、プロセスをメモリ上に保持し続けてしまうという不具合である。ユーザーインターフェース(ウィンドウ)は消えているため、見た目では終了したように見えるのが厄介な点だ。この問題は特定のアプリに限らず、Win32アプリ全般で発生する可能性が示唆されており、影響範囲は意外と広い。もし、自身のPCで「KB5067036」がインストールされた履歴があり、かつ冒頭のような症状が出ているのであれば、原因はほぼこの更新プログラムにあると断定して差し支えないだろう。

2025 年 10 月 28 日 — KB5067036 (OS ビルド 26200.7019 および 26100.7019) プレビュー - Microsoft サポート

解決策はある?

この不具合に悩まされているユーザーにとって朗報なのが、Microsoftが既にこの問題を認識し、修正パッチを用意しているという点だ。解決策は非常にシンプルで、修正が含まれている新しい更新プログラム「KB5068861」をインストールすることである。このパッチを適用することで、プロセスが正しく終了しないバグが解消され、タスクマネージャー上のバックグラウンドで動作を続ける問題も解決するとMicrosoftはしている。具体的な手順は以下の通り。

  1. Windowsの「設定」を開く。
  2. 「Windows Update」を選択する。
  3. 「更新プログラムのチェック」をクリックする。
  4. 更新があればそのまま続行
  5. 「更新の履歴」を確認し、KB5068861画適用されているか確認する

もし自動で降ってこない場合は、Microsoft Updateカタログから手動でダウンロードすることも検討すべきだが、基本的には通常のアップデート手順で検出されるはずだ。インストール後は必ずPCの再起動が求められるため、作業中のファイルは保存しておくこと。再起動後、試しにいくつかのアプリを開いて閉じる動作を繰り返し、タスクマネージャーでプロセスがきれいに消えることを確認できれば、対応は完了である。

2025 年 11 月 11 日 — KB5068861 (OS ビルド 26200.7171 および 26100.7171) - Microsoft サポート

まとめ

今回は、Windows 11で発生している「アプリを閉じてもプロセスが裏で動き続ける」という厄介な不具合について解説した。PCが重い、ファンが鳴り止まないといった症状の裏には、2025年10月の更新プログラム「KB5067036」の影響が潜んでいる可能性が高い。しかし、恐れることはない。適切な修正パッチである「KB5068861」を適用することで、この問題はきれいに解決する。

OSの不具合はユーザー側でコントロールできないためストレスが溜まるものだが、情報のキャッチアップと適切なアップデート適用で乗り切ることができる。もし周りに同じような症状で「PCが壊れたかも」と嘆いている人がいたら、ぜひこの解決策を教えてあげてほしい。快適なPC環境を取り戻し、本来の作業に集中できる環境を整えることが、我々ユーザーにとって最も重要なことである。今後もWindows Updateに関する情報はこまめにチェックし、安定した環境維持に努めたい。

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