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【2024年8月最新】OS込み予算10万円以内で組める自作ゲーミングPCの構成とおすすめ構成3選一挙紹介!

予算10万円でゲーミング自作PCは組めるのか検証してみた記事サムネイル PC
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AMDの場合

AMDの場合は2024年2月に発売されたばかりのAPU(いわゆる高性能な内臓グラフィックを搭載したCPU)を選択可能なためディスクリートGPU(グラボ)は購入せず、Intel構成よりも若干予算を抑えることができた。

PCパーツ商品名税込価格
2024/8時点
コメント
OSWindows 11 Home 日本語版¥15,327 
CPURyzen 5 8600G BOX¥34,950AMD APU 6コア12スレッド
RAMW5U4800CM-16GS¥14,136DDR5 16GBx2
M/BMSI PRO A620M-E¥10,364AMD A620チップセット
GPU
SSDMSI SPATIUM M371 1TB¥8,061NVMe 1TB
PSU玄人志向 KRPW-GK650W/90+¥10,875650W Gold
CaseZALMAN T8¥3,491安いケース()
合計額¥97,529

今回筆者がAMD RYZEN 5 8600Gを使用したおすすめ構成で性能レビューをしているのでぜひそちらも併せて読んでほしい。

Intel構成と大きく異なるポイントは2つでグラボを搭載せず内臓グラフィックを活かす点、それからメモリがDDR4ではなく高速なDDR5を使用している点だ。 

RYZEN 5 8600Gは8000Gシリーズとして今年1月に発表され、2月に国内発売したばかりの新モデルのミドルクラスCPUだ。上のモデルにはRYZEN 7 8700G、下にはRYZEN 5 8500G/RYZEN 3 8300Gシリーズがいる。

さて、ここまでは10万円という予算制限を一つのテーマとして構成を提案してきた。

自作PCを楽しむうえでいくつかの”縛りゲー”を設けるのはそれもそれで悪くない。

しかしここからは、自作PC/PC DIYの醍醐味ともいえる、パーツ一つ一つのこだわりを持ったらどういった構成になるかを筆者的なおすすめ構成を提案していきたい。

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おすすめ構成

AMD RYZEN 5 8600Gを使用する点は上記のAMD構成と共通する。

PCパーツ商品名税込価格
2024/8時点
コメント
OSWindows 11 Home 日本語版¥15,327 
CPURyzen 5 8600G BOX¥34,950AMD APU 6コア12スレッド
クーラーAK400 DIGITAL WH¥5,280白クーラー
RAMCMH32GX5M2E6000C36W¥18,957白メモリ/DDR5 16GBx2
M/BB650M AORUS ELITE AX ICE¥27,792白マザー/AMD B650
GPU
SSDWestern Digital WDS100T3B0E-EC¥12,900NVMe Gen 4 1TB
PSUSST-DA750R-GMA-WWW¥17,145白電源/750W Gold
CaseCX200M RGB ELITE WHITE¥7,051白ケース
合計金額¥139,402

違いはやはりふんだんに白パーツを使用した点だろう。

とはいえ、各パーツこだわり出したらきりがないとはいえ、10万というよりむしろ予算15万円のパソコ ンになってしまった点はお詫びしたい。

CX200Mケース画像
CX200M RGB ELITE PCケース(価格.comから引用)
AK400 Digital WHパッケージ画像
AK400 DIGITAL WH CPUクーラー
DA750R WH 電源ユニット
B650M AORUS ELITE AX ICE(価格.comから引用)

自作PCたるもの、やはり機能性や性能だけではなく、「自分好みの見た目」というものも重視したいと考えている。

筆者は白パーツで統一して、メカメカしい中身が透けて見えるのが好みなので、最近トレンドの2面が強化ガラスになっているいわゆる白いピラーレスケースを採用した。

早速組んでみた。

全体的に白で統一され満足感が高い。DeepcoolのAK400デジタルパネル版WHモデルだが、無通電状態だとロゴも表示されないので非常にシンプルな印象を受ける。
CX200Mで組んだパソコン本体
完成させて通電した様子。パーツ一つ一つにこだわった分、所有欲が満たされ満足だ。癖がある部分も多かったがまた組みたいと思える一品。

自作PC一番の顔であるPCケースについては先日既にレビュー済みだ。

デザインは比較的まとまっておりコストパフォーマンスも高く、一方で組みにくさや注意すべきところがあるといった点で自作PC初心者には気を付けてもらいたい。(詳しくは記事参照)

自作パソコンを組み立てる際は何といってもやはりCPUのBOXを開ける時と、マザーのソケットに取り付ける際が一番ワクワクするといっても過言ではないだろう。一番DIYしているイメージに合った瞬間だ。

勿論、メモリもヒートスプレッダが白く、RGBで光るメモリを選択した。Corsairのこのメモリは、iCUEという専用アプリで光り方も変更させることができる。GIGABYTEとAMD RYZENに合わせてオレンジに光らせてみたりもした。

CPUクーラーは勿論AMD APUを購入した際のBOX付属クーラーである、Wraith Stealthクーラーでよかったのだが、ゲームやCinebenchでぶん回したら不安が残る温度だったため冷却向上兼こだわりデザインということで換装した。

電源ユニットはPSUカバーの下に隠れるものの、やはりメンテナンスホール内にケーブル類が出たり、今回採用したケースはカバーがメッシュなのでなんだかんだ黒いと若干見えてしまうという懸念があったためここも白で統一した。白電源の選択肢としては秋葉原のTSUKUMOに行った際に、CoolerMasterかSilverStoneがあったが今回は後者の電源を採用した。

SSDはLexar NM790。読込7,000MB/sを超える高性能Gen4 NVMeSSDの中では破格の値段(2024年3月時点)で入手可能だったため採用した。

実際に動かしてみた。

RYZEN 5 8600G APUの性能

Lexar NM790 SSDの性能

AK400 DIGITAL WH CPUクーラーの性能

所感

8600Gのレビュー記事でも書いたが、おおむねのゲームタイトルでフルHDでプレイ可能だった。

グラフィックカードを取り付けずにここまで動作してしまうというのは何とも驚きだが、一方で性能の底上げをしようとなった場合に初心者殺しなUEFI等の細かい設定が必要だったり、グラフィックカードを追加する場合はPCI Expressのレーンがx8になってしまう事は一部̠マイナスポイントだろう。

ケースに関してはレビュー記事でも述べたが、付属ファンは常に最大回転数で回るため少々耳に着く。非常に見た目は好きなケースなので、ケースファンだけ交換してこれからも使用予定。

ケースファンは主に3pinで回転数制御できるものと、今回のCX200M RGB WHITEのように、ペリフェラルピンで回転数制御が原則できないものとで分かれるため購入時に気を付けてほしい。

まとめ

予算10万円で制約がありつつも2通りの構成が現在(2024年3月時点)でも組むことができるので、自作初心者で予算が少ないからと言ってあきらめずに、この記事を読んでぜひ検討してみてほしい。

自作PCは奥が深くとても楽しい(沼にハマらないよう注意)

一方で見た目や機能などのこだわりが出てくる場合もあるので、おすすめ構成もぜひ参考にしてほしい。

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