
自作PCをできるだけ安く組んでみたいけれど、今のパーツ価格で5万円台に収めるのはさすがに厳しい?CPUやメモリ、SSDまで揃えたら6万円、7万円くらいになってしまうのかな……。

(ZACK IT編集)
確かに2026年現在はメモリやSSDなどの価格が高く、パーツを普通に選ぶだけでは5万円台に収めるのは簡単ではない。しかし、自作PCをやってみたいという目標は達成しつつ動くPCを新品でパーツをそろえることはできる。もちろんゲームを快適にこの予算でというのは無理があるけど。OSとかわざわざWindows用意するまでもない用途でしか使えないしUbuntuとかぶち込んでLinux系に慣れるのもアリかも。
予算実質5万円台の超格安自作PCで「できること」「できないこと」
PCパーツが高騰する中で、性能が云々よりも組んでみたい初心者もいるのではないだろうか。筆者が初めて組んだ自作PCはCore i3 2100で組んだグラボ無しの格安5万円PCだった。現在のSSDやメモリ高騰の昨今でOS込みで5万円台というのは中々厳しい側面があるが…
現在の情勢で考えるなら自作PCのデビューかつLinux系ディストリビューション(UbuntuやLinux Mintがとっつきやすい)に慣れる名目で組むのが楽しいかもしれない。パーツ一式を実質5万円台で揃える格安構成としては、APU(内蔵グラフィックス搭載AMD CPU)は、自作PCのエントリー(入門)として非常に優れている。しかし、グラフィックボード(グラボ)を搭載していないため、PCの処理能力の限界をあらかじめ正しく理解しておく必要がある。
要するに予算5万円でなんでもかんでもできるものが欲しいというのはないものねだりであるという結論に至る。その時組める最低限の予算で組んで少しずつグレードアップというのも自作PCの醍醐味として面白いが、もし最初から予算を引き上げて組むのであればもし、「パーツを少しずつ買い足すのではなく、予算を10万円、あるいは15万円用意して完成されたゲーミングPCの見積もり構成も用意したので以下の個別ビルド記事をダイレクトに参考にしてほしい。
【OS込み予算10万円前後】2026年最新の相場で組む低予算自作ゲーミングPCおすすめ構成を見る
【OS込み予算15万円前後】最新RTX 5050を搭載したDLSS 4.5対応自作PC構成を見る
【2026年8月版】パーツ一式実質5万円台の自作PC構成パーツ一覧
2026年8月現在のリアルタイム市場相場で厳選した、パーツ一式(OS別・グラボ別)の構成表を以下に提示する。
パーツ一式はポイント還元率の高いYahooショッピングに掲載された「ツクモ(TSUKUMO)」をはじめとする有名PCショップのみから価格比較を行える次世代価格比較サイト「得ピックスラボ(得Pi!)」に新しく搭載された「【毎日更新】自作PC実質最安見積もりシミュレーター(ポイント還元対応)」を今回使用。
通常価格では約6.1万円と予算をオーバーするが、「BONUSストア(BONUS+)」特典やLYPプレミアム得点を駆使することで実質【5万円台前半】という驚異的な安さで一式を調達することができる。
【CPU/APU】AMD Athlon 3000G
2026年8月現在、CPU単品価格が約4,500円という驚異の低価格で手に入る Socket AM4対応の超格安プロセッサ。ポイント還元込みなら3,000円台と破格だ。
2コア4スレッド動作と控えめなスペックだが、日常使いには必要十分な性能を持ち、なにより優秀な内蔵グラフィックス「Radeon Vega 3」を備えているため、グラフィックボードなしで画面出力ができる。さらに、TDP(熱設計電力)がわずか35Wと非常に省電力なため、電気代を極限まで抑えられるのも格安事務用PCとして最高のメリットだ。
【マザーボード】GIGABYTE A520M K V2
コスパに優れるAM4プラットフォームのGIGABYTE製Micro-ATXマザーボード(通常約6,500円)。本製品は安価ながら、後から「Ryzen 5 5500」や「Ryzen 5 5600GT」といった6コア12スレッドの高性能CPUにそのまま載せ替えることができる。将来、処理能力が物足りなくなった場合も、マザーボードを買い換えることなくCPUだけを交換して大幅パワーアップが可能だ。
【メモリ】DDR4-3200 16GB (8GB×2)
5万円台のPCであっても、メモリ容量「16GB(デュアルチャネル)」は絶対に妥協してはならない。
メモリを安物の4GBや8GB×1枚にしてしまうと、ブラウザでYouTubeを見ながら他の作業をしようとした瞬間に動作が致命的に重くなる。Corsairの超定番メモリを16GB搭載しておくことで、格安PCとは思えない軽快なマルチタスク環境が約束される。
【SSD】SATA III 1TB
現在、半導体相場の高騰でストレージ類も値上がりが著しいが、容量は絶対に「1TB」を確保する。
今回はコストパフォーマンスを最優先し、Yahooショッピングのツクモで手に入る信頼のApacer製SATA III SSDを採用。一般的な超高速NVMe M.2 SSDより安価ながら、実用上困らない程度の実行性能を体感可能。OSの起動時間はわずか十数秒で、写真や動画、書類データ、ゲームファイルを大量に溜め込んでも1TBあれば数年は容量不足に悩まされない(用途にもよる)。
【電源ユニット】650W 80PLUS Bronze
Athlon 3000G単体の消費電力は極めて低いため、本来は200W程度の安価なミニ電源でも十分に動く。しかし、あえてここに余裕のある「650W(ATLAS 650)」の高品質電源を最初から仕込んでいる。なぜか?将来、あなたが「PCゲームを本格的に遊びたくなった」としよう。その時、このPCに「GeForce RTX 3050 6GB(補助電源不要)」などのグラフィックボードをポン付けするだけで、電源ユニットを1ミリも買い換えることなく、一瞬で本格的な「10万円ゲーミングPC」へクラスチェンジさせることができるからだ。
という理由が一つと、そもそも電源ユニットの価格が近年下がり続けており、正直500Wなどにしたからといって数千円節約できることがないからだ。
【PCケース】ミドルタワー
通常約3,000円台で手に入る、自作PC初心者のための超定番ミドルタワーケース「ZALMAN T8」。
安価ながらも内部スペースが広く設計されており、将来的に巨大なグラフィックボード(最大グラボ長をクリアするミドル〜ハイクラス製品)を買い足して中に組み込む際も、ケースの干渉に悩まされることなくポン付けできる。基本性能が極めて高い、コストカットの最強の味方だ。簡易水冷を搭載したくなったとしても240mmまでは実現可能。将来CPU載せ替えの際にも安心だ。
まとめ
いかがだっただろうか。予算5万円台というのはOSもグラボもというわけにはPCパーツ高騰の昨今どうしても厳しい部分が否めないものの、逆を返せば自作PCの入門や普段使い、Linuxの学習などに活用できる有用な機材を手にすることができる点においてはまだ検討の余地があるといえよう。
もし実質5万円台で組んだPCから、更にグレードアップしたくなった際にはAMD Ryzen 5000シリーズからCPUをチョイスして載せ替えれば伸びしろが十分にある。電源ユニットにも余裕を持った選定をしているためエントリ~ミドルクラスのGPUならグラボの価格がこなれてから追加する選択肢もある。ぜひこのパーツ高騰でネガティブにならずに前向きに購入を検討していければ幸いだ。
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