最近インテルの新しいCPU”Arrow Lake”が発表されたしそれに合わせて大容量SSDも調達したいんだよね。Amazonで見かけるFanxiangって、安いけど大丈夫なのかな?
(ZACK IT編集)
Amazonプライム感謝祭2024でFanxiangのSSDが安くなってるみたい。でも、やっぱり安いと気になるのが性能や信頼性だよね。今回はFanxiangについて詳しく調べてみたのでチェックしてみて。
Amazonで見かける「Fanxiang」製品について
Fanxiangは、Amazonでよく見かける低価格帯のストレージ製品を提供するブランドで、主にSSDやDRAM製品を中心としたラインナップが特徴的。SSD市場において、FanxiangはAmazonでコストパフォーマンスを重視した製品展開で注目を集めており、特に予算を抑えたいユーザーや初めてSSDを導入する人々に支持されている様子。
Amazonで適当に「SSD 1TB」とキーワードを入力して検索した所上位にヒットしたFanxiangのSSD製品。どうやら過去1か月で100点以上購入されているようで、この販売数自体はAmazonが表示しているものの為どうやら販売ボリュームもそこそこある模様。売れてない無名なメーカーというよりは、SSD等の製品が欲しいユーザーが検索して価格とスペックに納得した層が一定数居るということはわかった。
「Fanxiang」はどこの国のメーカー?
Fanxiangは中国に拠点を置くメーカーだ。中国のNANDやフラッシュ製品を扱う企業はここ数年で急速に成長しており、特にSSDやDRAMの分野では多くの企業が低価格・高性能な製品を市場に投入している。以前に当サイトで実機レビューしたLexarもその一つだ。
Fanxiangの公式サイトはどうやら日本語には対応してないようだ。Amazonで購入できるのであればトラブル発生時もAmazonのプラットフォームで完結するので公式サイトが日本語非対応でも特に不便には感じないかもしれない。
Fanxiangは、並外れたコストパフォーマンスの高さで頭が抜きんでている印象。ヨドバシカメラやビックカメラなどの大手家電量販店や、TSUKUMOやドスパラといったPC専門店ではあまり見かける事のないメーカーではあるが、Amazonを主戦場として販売する戦略で市場シェアの拡大を狙っているのだろう。日本国内で展開する企業でも昨今いわゆる店舗型の販売店では卸さずAmazon等のEC市場でのみ取り扱うメーカーは増えてきている。NextorageやProgradeなどもその一つだ。
扱っている製品カテゴリ
Fanxiangは主にストレージデバイスやメモリ製品を中心に展開している。以下の製品カテゴリが代表的。
見たところ、PCIe Gen5 SSDや、DDR5製品など最新規格の製品というよりかは、Gen4 SSD/DDR4といった従来の規格製品を他メーカーより安価に販売するという手法のようだ。
「Fanxiang」の評判は?買って大丈夫?
「Fanxiang」という名前は店頭では見かけない分、あまり馴染みがなくブランド名からも漂う中華感にどうしても抵抗感が出るユーザーは少なくないだろう。
ただ、少なくともAmazonやX等のSNSでの購入評価やレビューを確認すると、比較的ポジティブな評価を得ているようだ。
特に価格に対しての性能の高さが評価されており、カジュアルなゲーマーやコストパフォーマンスを重視するユーザーからの支持が厚い。もちろん、一部のレビューでは耐久性や不良について言及が上がっているが、ある程度価格で割り切っているユーザーが多そう。