去年やってたモンハンワイルズBetaだとRTX4060単体だと大分厳しかったよね?
まあAPUのAFMF 2と組み合わせれば使えなくもなかったけど。今回ベンチマークが出たみたいだけどゲームが軽くなったりした?
(ZACK IT編集)
時間なくてまだ全部データ取り切れてないけど、少なくとも第1回目のオープンベータ
よりだいぶましになった印象。特にVRAMの使用量が抑えられているみたい。
詳しく検証したから読んでみて。
モンスターハンターワイルズベンチマークについて
『モンスターハンターワイルズ』のベンチマークテストが無料でSteamに本日執筆時点(2025/2/5)で公開された。このベンチマークは、ゲームがリリースされる前に自分のPCがどの程度のパフォーマンスを発揮できるかを確認するための重要なツールとなる。特に、2024年11月時点のオープンベータでは意外と推奨環境が厳しく買い替えを余儀なくされるユーザーやRTX4060であってもVRAM不足でぽ林ゴン化したりなどと色々な意味で話題となった。高画質でスムーズなゲームプレイを実現するためには、適切なハードウェア環境が不可欠だ。ベンチマークを活用することで、ゲームの最適な設定を見極めることができる。
PC(Steam版)の推奨環境は?
前回のオープンベータから推奨環境は緩和の方向に大きく変わった。
具体的に言うとGPUが元々RTX 4060もしくはRTX 2070 Super必須だったのが、RTX 2060 SuperもしくはRadeon RX 6600でフルHD60fpsターゲットで快適動作ラインと下がったことでSNSでも安堵の声が聞かれた。
コンポーネント | 推奨スペック |
---|---|
解像度 | 1080p(FHD) |
フレームレート | 60fps(フレーム生成使用) |
OS | Windows 10 (64-bit) / Windows 11 (64-bit) |
プロセッサ | Intel Core i5-10400 / Intel Core i3-12100 / AMD Ryzen 5 3600 |
メモリ | 16GB RAM |
グラフィックカード | NVIDIA GeForce RTX 2060 Super(VRAM 8GB) / AMD Radeon RX 6600(VRAM 8GB) |
VRAM | 8GB以上必須 |
ストレージ | 75GB以上の空き容量(SSD必須) |
備考 | SSD必須、グラフィック設定「中」で1080p(アップスケール使用)/60fps(フレーム生成使用)を達成可能。DirectStorage対応。 |
オープンベータの際も同様であったが、DLSS 4には対応していない点に注意。RTX50シリーズを活かすには、フレーム生成というよりは素のラスタライズ性能とRTX5090のVRAM容量が活躍するという事。とはいえ新発売直後に転売や殺到で秋葉原が騒然となりニュースにもなった本件を考えると当分RTX50シリーズが一般ユーザーの手にいきわたるには相当の時間がかかりそうだ。
ベンチマークスコアはどのラインあら快適動作?
当サイトでRTX4060を使用し各解像度検証して分かったことを基に注意喚起すると、フレーム生成をオンにしてスコアを計測するとほぼあてにならないスコアが算出されるため、平均fpsに目を向けるべきであるということだ。平均fpsは上回っているのにスコアだけなぜか低く産出されたり逆もまたしかりで、スコアの数字自体にはあまり効力を持たない印象。(フレーム生成時以外のスコアは参考になる可能性あり)
スコア | 結果コメント |
---|---|
20000 ~ | 非常に快適にプレイできます |
13000 ~ 19999 | 快適にプレイできます |
10250 ~ 12999 | 問題なくプレイできます |
7000~10249 | 設定変更を推奨します |
5200~6999 | 設定変更が必要です |
~ 5199 | 動作困難です |
実際に計測してみた
検証機材は下記。AFMF 2とDLSSの併用は前回オープンベータで検証した通りだが、今回はベンチマークなのでAFMF 2は使用せず。2025年2月7日から始まる第2回オープンベータ時にはまたAFMF 2の検証を行いたい。
Windows 11とGeForceドライバーは検証時点で最新のものを使用。
パーツ | 型番・品名 | 備考 | 価格 |
OS | Windows 11 Home 24H2 | 最新Update済(24/8時点) | Amazon |
CPU | AMD Ryzen 5 8600G BOX | GeForce Game Ready 572.16 | Amazon |
GPU2 | PNY Geforce RTX4060 8GB VETRO Dual Fan OC White | 白グラボ | Amazon |
クーラー | AK400 DIGITAL WH | 白クーラー | Amazon |
M/B | B650M AORUS ELITE AX ICE | 白マザー | Amazon |
メモリ | CMH32GX5M2E6000C36W | 白メモリ | Amazon |
SSD | Samsung 990 EVO 1TB | Amazon | |
電源 | SST-DA750R-GMA-WWW | 白電源 | Amazon |
フルHD 1920×1080
フルHD設定の場合、DLSS及びFSRいずれを使用しても平均60fpsは越える結果に。ただし、VRAM8GBであるRTX4060の場合、ウルトラ設定にするとVRAM使用量越えの警告が出る。また重たいシーンだと60fpsを下回るところも出てくるため実質高設定までと考えた方が精神衛生上良いと思われる。また、高設定であってもVRAM予想使用量を超えないものの警告は出るので注意。
WQHD 2560×1440
WQHD解像度でもAFMF 2を併用せずとも何とかプレイ可能圏内といったところ。ただしウルトラは平均60fpsを割り込むので推奨しないうえ高設定でも頻繁に60フレームを下回る。狩るシーンがfps稼ぎになってしまうため平均で見たときに60を上回っていても一喜一憂はできない。
4K 3840×2160
前回のオープンベータ時にも説明した通り、モンハンワイルズはウルトラワイド(21:9)のアスペクト比に対応。より没入感高く狩りに没頭することが可能だ。ただし4K解像度ほどではないにせよUWQHD(3440×1440)はそこそこ重たいので注意。正直中設定以外は厳しい。高だと戦闘シーンや悪天候時を中心にフレームレートが一気に落ちるためおすすめしない。AFMF 2併用でどうなるかは次回の第2回オープンベータの検証をお楽しみに。
まとめ
ついにモンハンワイルズの製品版発売を今月に控えてSNSでも期待一色といったムードだ。これからも発売当日まで様々なモンハンワイルズの検証記事を上げる予定なので期待していただけるとありがたい。