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コレに該当したらウルトラワイド(UWQHD)モニター買うべし!メリット・デメリットを徹底解説

コレに当てはまったら迷わずウルトラワイド(UWQHD)モニター買うべし!メリット・デメリットを徹底解説 PC
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最近、モニターを買い替えようと思っているんだけど、ウルトラワイドモニターってどうなんだろう?普通のモニターと比べて何が違うの?ゲームや仕事に使えるのかな?

Kotack<br>(ZACK IT編集)
Kotack
(ZACK IT編集)

ウルトラワイドは用途を選ぶけど、ささる人にはめちゃめちゃささるからこの記事を読んで自分がウルトラワイドモニターを買うべきか検討してみてほしい。

ウルトラワイド(UWQHD)モニターの購入を検討している方へ。本記事では、ウルトラワイドモニターのメリット・デメリットを徹底解説。ゲームや仕事での活用方法、おすすめモニターまで網羅。最適なモニター選びをサポート。

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ウルトラワイド(UWQHD)モニターとは?

ウルトラワイドモニターとは、通常の16:9のアスペクト比ではなく、21:9のより横長の画面を持つモニターを指す。この特徴的な形状により、従来のモニターよりも広い視野を提供し、特にゲームやマルチタスク作業においてその真価を発揮する。イメージしやすいところを言うと、映画はこの21:9のアスペクト比で製作されることが多い。つまり、ウルトラワイドモニターでは21:9表示に対応した映画コンテンツを再生すると、上下に黒帯が出ずに映画を鑑賞でき、非常に没入感も高く、そもそも黒帯がない分大きく表示されるメリットがある。

また、UWQHD解像度とは、通常のWQHD(2450×1440)の解像度に対して、より横のピクセル数が多い3440×1440の高いピクセル解像度を持ったモニターのことを差す。解像度が高いということはそれだけで作業領域を広く取れるため、高精細な画像表示のみならず仕事でも有用性の高さは上げられる。

ウルトラワイドモニターのメリット

ウルトラワイドモニターの最大のメリットは、その目の前に広がる広い視界にある。またウルトラワイド画面はその横の長さから、湾曲パネルを採用していることが多く、端の方まで非常に見やすい設計となっていることが多い。ゲームにおいてはより没入感の高さが特徴で、特にレーシングゲームやRPGなどでその効果を実感できる。また、仕事においても、複数のウィンドウを並べて表示できるため、作業効率が大幅に向上する。

こんな人にオススメ!

  • 映画をAmazon Prime VideoやNetflixでよく見る
  • 複数のウィンドウを開いて同時に作業することが多い
  • 21:9に対応したゲームをプレイしている

ウルトラワイドに対応する主なゲームタイトル

  • The Witcher 3: Wild Hunt
  • Cyberpunk 2077
  • インディ・ジョーンズ/大いなる円環
  • 原神(Genshin Impact)
  • World of Warships(WoWS)
  • モンスターハンターワイルズ

ウルトラワイドモニターに対応しているゲームタイトルは増えており、上記に上げたタイトルに限らない。特に世界観やグラフィックを主に楽しむタイプのゲームタイトルであればもちろん対応している。

最近でいえば筆者も購入した映画『インディ・ジョーンズ』を舞台にした「インディ・ジョーンズ/大いなる円環」のウルトラワイドでのプレイは言うに及ばず素晴らしい体験だった。まさに映画の中のジョーンズ博士として自身が冒険している感じが病みつきになる。

21:9の映像設定にしてプレイしたらそれはもう映画の世界だ。視野が広がるることで没入感が言わずともわかるだろう。

また、「原神」ももちろんUWQHDに対応しており、その新たに追加されたナタ含め、素晴らしい世界観を堪能できる。

さらに、先日オープンベータに参加した『モンスターハンターワイルズ』も21:9表示に対応していることが分かっている。既にUWQHD解像度設定でのフレームレートも徹底検証した記事も公開しているので、ウルトラワイドで一借り行くことを検討しているユーザーは必見。

ウルトラワイドモニターのデメリット

一方で、ウルトラワイドモニターにはいくつかのデメリットも存在する。まず、その大きさから設置スペースが必要であり、デスクの広さに余裕がない場合には設置が難しい。また、一部のゲームやアプリケーションがウルトラワイド解像度に対応していない場合があり、その際には画面の両端に黒い帯が表示される場合と、16:9の映像を21:9に引き伸ばされたような映像になってしまうことがある。

ちなみにPlayStation 5はこれにあたり、1080p/1440p/2160pの16:9(ワイド)表示のみサポートする為、他のアスペクト比は黒帯や引き延ばされた映像となってしまう点に注意。

また、ウルトラワイドモニターはパネルが湾曲した製品が多く、製図やイラスト制作系は考えられるデメリットとなりうる。

他にも上げると、FPS系のゲームは没入感よりも瞬発力が求められ、幅広モニターだとメニューやツール系が端に行ってしまうため見にくくなる恐れがある。

さらには、表示ピクセルが多くなるため当然GPUにかかる負荷が相応に上がり、4K解像度ほどではないにせよそれなりのハイスペックグラフィックスカードは必要になることは覚悟する必要あり。

こんな人にはオススメできない!

  • FPSゲーマー
  • 製図・イラスト制作をメインに使用
  • PS5をメインに使用
  • 21:9非対応ゲーム
  • デスクが小さい
  • GPUが高性能ではない低価格ゲーミングPCを使用している

ウルトラワイドモニターは仕事にはおすすめできない?

ウルトラワイドモニターは、その広い画面を活かしてマルチタスク作業に適している。例えば左右にウィンドウを分割することによって、2つのアプリを相互に確認しながら作業することもでき、業務効率の改善にもつながるだろう。また、横長のExcelファイルで煩わしいと思ったことはないだろうか?そうした悩みもウルトラワイドモニターで作業すれば解決できる可能性がある。もし仕事で作業領域の狭さに悩んだらウルトラワイドモニターの導入を検討してみてはいかがだろうか。

2画面の設定ができる!?画面分割の方法解説

1つのPC上で画面分割もといウィンドウ分割する方法を先に述べたとおりだ。もし2つのPCを同時に接続して画面分割して表示したい場合便利なのがPicture by Picture(PBP)やPicture in Picture(PIP)といった機能だ。これは購入前にPBPやPIP機能に対応した仕様の製品を買う必要がある点に注意。もし対応している場合は、下のイメージ画像のように表示させることができる。大体のモニターの場合、モニターに搭載されたメニューボタンを操作し、PIPもしくはPBP機能をオンにすると、2系統の映像入力から適切にPIP/PBPの映像表示がされる。モニター製品によってはユーティリティソフトを提供しており、OS上からPIP/PBPの操作できる場合もある。

PBPとPIPの映像入力時のイメ―ジ画像。いずれも2つのPCからモニターに搭載された複数の映像端子へ接続することで使用可能な機能だ
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