予備軍
最近、パソコンデスクが狭くて作業しづらいんだよね。でも買い替えるのも古いものを粗大ゴミに出すの面倒だし、どうしたらいいか悩んでる…
(ZACK IT編集)
確かにデスクの買い替えは手間がかかるよね。でも実は、今のデスクを広く使える便利なアイテムがあるんだ。それを使ってみて、買い替えが必要かどうか再度検討するのもありだと思うよ!
パソコンデスクに必要な要素
パソコンデスクを選ぶ際に最も重要な要素は、奥行きと幅の大きさである。特に、モニターやキーボード、マウス、PC本体やノートPCなどを同時に配置する場合、十分なスペースが確保されていないと作業効率が低下する。一般的に、奥行き60cm以上、幅120cm以上のデスクが推奨される。これにより、モニターを適切な距離に配置し、キーボードやマウスを快適に操作できる。
さらに、モニターアームをマウント可能な天板も重要なポイントだ。意外と見落としがちだが、今は1枚のモニターでも将来的に2枚目のモニターを導入しマルチモニター環境を構築する可能性も捨てきれない。そうした時にクランプ式のモニターアームを支え切れる天板を持つデスクを選んでおくことは重要だ。
パソコンデスクが小さくても広く使えるおすすめアイテム
そうはいっても既にデスクをお持ちの方はこれらすべてをクリアしたデスクを導入しているとも限らないだろう。デスクを買い替えるのは手間がかかる上に、古いデスクの処分や新しいデスクの選定に悩むユーザーも少なくない。そこで、現状のデスクを広く使えるアイテムを活用することを提案しよう。以下に、その具体的なアイテムを紹介する。
モニター台
モニター台は、デスク上のスペースを効率的に使うためのアイテムだ。モニターの台座とデスクの天板の間に台を設置することで、台下のスペースを有効活用することが可能。
また、モニターの高さを適切に調整できるため姿勢の強制や目の疲労を軽減できる副産物も得られる。実はPCを利用するユーザーの中でモニターの高さを間違っている場合が一定数ある。モニターの高さは自身が椅子に腰を深く直角に腰かけた際、水平の位置に目線の高さが来るように設置する必要があるため、台で高さを稼ぐ場合は高さ兆でい出来ないスタンドのモニターを使用している場合には有用だったりする。もちろん高さ調整可能なスタンド付属のモニターであればこのあたりは無駄にはなる。
モニターアーム
モニターアームは、デスクの天板に取り付けることでモニターの位置を自由に調整できるアイテムだ。これにより、デスク上のスペースを大幅に節約できるだけでなく、モニターの高さや角度を自分に最適な位置に設定できる。特に、マルチモニター環境で大変有効な手段だが、限られたデスクスペースを余すことなく使用できるため、モニター1枚であっても有用だ。
モニターアームはガススプリング式もしくはエルゴトロンのコンスタント・フォース技術を採用した商品ががおすすめ。耐荷重も高く大型モニターを取り付け可能なほか、通常の安価なアームだと一度固定すると自由にアームを動かすにはねじを緩める必要がある一方でガススプリング式であれば自由自在にモニターを動かすことが可能だ。
デスク下収納
デスク下収納は、デスクの足元に設置するタイプの可動式ラックや収納アイテムを差す。これにより、デスク上のスペースを圧迫することなく、書類や小物、使用していない携帯ゲーム機等を整理できる。
キャスターは必ずついているものを選ぶべし。
デスク裏に後付け可能なキーボード用引き出し
デスク裏に後付け可能な引き出しは、デスクの背面に取り付けることで追加の収納スペースを確保できるアイテムだ。これにより、デスク上のスペースを圧迫することなく、キーボードやマウス置き場として利用可能だ。デスクに座っているときは収納を前に出した状態で使用し、使用しないときはデスク下へ収納しておけば場所も取らないので、デスクスペース活用術としてはモニター台の次に検討したいアイテムで、筆者もこれを導入している。
ただ一つ注意点としては、この後付け式引き出しを取り付けることによって床からデスクの天板までの高さが変わるため、ひじ掛けが付いたゲーミングチェアなどがデスクに収納できなくならないか調べてから購入する必要があることは留意しよう。
まとめ
そもそもデスクのサイズが利用環境に合わない場合、まずは幅や奥行きの広いデスクの買い替えを考えたいところだが、現実問題難しい場合も多々ある。そうした時に、まずは現状のデスクを広く使えるアイテムを検討することが重要だ。
モニター台やモニターアーム、デスク下収納、キーボード用引き出しの後付けタイプなどを活用することで、デスクのスペースを効率的に使い、快適な作業環境を手に入れられる。デスク買い替えよりも圧倒的に低コストで導入できるため検討してほしい。
編集後記:今回記事内に使用した画像およびサムネイル画像(暗い汚部屋)は全て生成AIであるGoogle Geminiに統合されたImagen 3で生成されたものを使用している。昨今の画像生成AIの進化は目覚ましく、もうすでにフリー素材が無限に湧き出てきている状況。やはり画像無しの記事よりイメージしやすい画像があったほうが読んでいる側としては読みやすいのではないだろうか。今後もAIを活用してとっつきやすいコンテンツをZACK ITは制作していく所存。