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【2024年12月】グラボなしOS込み予算5万円台で作る自作PCと同予算で購入可能なミニPC計2選!

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初心者自作er
初心者自作er

初めて自作PC組みたくてお金貯めてきたんだけど5~6万円しかない…
こんな自分でも自作PCを楽しむことはできる?

Kotack<br>(ZACK IT編集)
Kotack
(ZACK IT編集)

自作PC始めようとしたときに割と通る道だよね!
みんなが自作PCにお金たくさん使えるわけじゃないし、まあ正直組めなくはないけどミニPCとか買ったほうが幸せになれる感はあるね。

この記事ではAmazonブラックフライデー2024限定】で予算5万円台で自作PCは組める構成はあるのか解説。ブラックフライデーでお得になったパーツ群を使用する為開催期間以降は同じ価格で組めないかもしれない。もしこの予算で検討していれば早めに決めたいところ。

また、同じ予算内でミニPC等を買ったらどの程度の性能のものが購入できるかも合わせて比較してみたい。この予算だとグラボなしが確実だが使い道がどう言った想定なのかによって薦められるか否か決まってくるだろう。興味があれば最後までお付き合いいただきたい。

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OS込み予算5万円台で自作PCは果たして組めるのか?

2012~2013年頃であれば円高も相まって5万円台でも通常セールなどを駆使して組むことも難しくなかったが、PCパーツが全体的に値上がりしている昨今。さらに円安の影響もあり非常に厳しいのは言うまでもない。しかし当サイトで先日Amazonブラックフライデーセールを記事で取り上げた際に非常にリーズナブルな価格にまで値下がりしてきているパーツが多数あったためこの記事を書くことにした。もうこのようなチャンスもそうないかと思うので、予算がない中でどうしても自作PCを楽しみたい、もしくはあくまでサブPCを組む人向けであることは前提として今後話を進めていく。まず5万円台で自作PCを組むのに必要な妥協点は下記。

  • 数世代落ちのパーツ選び
  • 外観のこだわりは諦める
  • 3Dゲーム性能に夢を見ないこと
  • 大型セールを狙う

この4点は重要。特に大型セールと世代落ちのパーツだが、今の時期はちょうどAMDもIntelも最新世代CPUのリリース直後となり、メーカーや販売店からすれば数世代前の売れ残り在庫を嫌でも処分したい歳末の時期。最新製品にこだわりを見せないならなかなか来ないタイミング到来であるとはいえる。

予算5万円台のおすすめ自作PC構成

何度か触れているが本当にこれはAmazonブラックフライデーの期間限定で達成可能な予算構成であるという点はお断りしておく。次同じチャンスが来るかどうかは知る由もない。売り切れ御免なのでおはやめに。

Amazonブラックフライデーの期間については下記記事参照。↓↓

パーツ製品価格(2024/11/30時点)
OSWindows 11 Home 64bit16,568円
CPUAMD RYZEN 5 5500GT(6C12T)19,172円
RAMW4U3200CS-8G(DDR4 3200MHz 8GBx2)4,355円
M/BASUS PRIME A520M-K3,480円
SSDCFD CSSD-S6L1TMGAX
(SATA SSD 1TB)
7,180円
電源ユニットThermaltake PS-SPD-0600NNFAWJ-1
(600W Standard)
5,980円
PCケースZALMAN T83,203円
合計額(税込)59,938円

PCケースに入れずにバラック台に取り付ける形や、OSをそもそもUbuntut等LinuxOSをインストールする想定であればさらにここからさらに予算が浮く計算となるが、そうした人はあまりいないだろう。

構成に対するコメントはいくつかあるのでまとめていく。

まず低予算であればあるほど「今のOSライセンスは高すぎる」と気づくことになる。Windows 8や8.1の頃は1万円程度で購入できたOSライセンスだが今では1.5万円出しても買えない価格に。

またAMD RYZEN APUも内蔵GPU搭載モデルとはいえ数世代前のゲーミング性能が高いような機種ではないため本当にモニターに映せることができればいい人向け。マザーの映像端子もHDMIオンリーなのでデュアルディスプレイもできない点には注意が必要。

SSDに関しても極限にまで予算を削ったためSATA SSD。当サイトもこれまで予算別として10万、12万を解説しているがその際に使用しているSSDはNVMe(PCIe Gen 4)なのでそれと比較しては速度は当然出ないのでOSの起動やブラウザーの挙動でHDDより快適で不満が出なければOKという人向けだ。

総じて使える用途を書くと下記のようになる。

  • 動画配信サービス(NetflixやAmazonプライムビデオ、Youtube等)
  • ブラウジング
  • オフィスソフト(Googleスプレッドシートやスライド作成等)

↑快適にできるライン

  • 軽い動画編集
  • イラスト制作

↑かろうじてできるライン↑

  • ×重い3Dゲーム
  • ×CG制作

上を見てもらえればわかる通りクリエイティブ用途と3Dゲームは厳しいので予算を増やすかおとなしく任天堂Switchなどを買おう。

ミニPCだとどうなる?

現在Amazonで開催されているブラックフライデー2024セールでピックアップされているミニPCを探してみると、MINISFORUMからちょうど5万円台で出品されているモデルを見つけることができた。

構成MINISFORUM UM760Slim
OSWindows 11 Pro 64bit
CPUAMD RYZEN 5 7640HS(6C12T)
iGPUAMD Radeon 760M
RAM8GBx2(16GB) DDR5-5600MHz
SSD1TB PCIe 4.0 SSD
ネットワーク2.5Gbps LAN/
Blue tooth 5.3 & Wi-Fi6E
映像出力端子HDMI 2.1/DP1.4/USB4
(トリプルディスプレイ対応)
Amazonセール価格
(2024/11/30時点)
55,184円

先ほど自作PCの構成リストと比べてみると、デスクトップ向け・モバイル向け異なるとはいえ同じRYZEN 5だが、アーキテクチャがMINISFORUMのミニPCの方がより新しいにもかかわらずOS込みで自作で組むより安価な予算で済む。

内蔵しているグラフィックもミニPCの方が新しく強力で軽い3Dゲームならこなせる仕様。 このRadeon 760Mは当サイトで頻繁に使用するデスクトップ向けAMD APUのRYZEN 5 8600Gと同じ(そもそも8600Gと7640HSは同じZen4アーキテクチャ)。ただしiGPUの動作クロックが当然のことながらデスクトップ向けである8600Gの方が7-8%程度高いため全く同じ性能にはならない点には注意。だが少なくとも自作PCの構成リストで選択した5500GTよりは搭載しているメモリもDDR4からDDR5で高速なためグラフィック処理も早いだろう。

まとめ

今回紹介した5万円台で組む自作PCの構成に関しては今回開催されているAmazonブラックフライデーのような大型セール中に世代落ちのパーツを集めないとまず厳しい。また組めたとしてもより良い選択肢が完成パソコン製品で手に入るという事実とも戦う必要がある。

あくまで低予算で自作PCを組み立てることそのものを楽しみたい人にとっては最良の選択肢かもしれない。

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