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インテル次世代CPU「Arrow Lake/Lunar Lake」はVminの不具合に関する影響を受けずとインテルが強調!

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直前の記事でインテルのCPU不具合に関するVmin上昇の情報があったよね?

あれば次に出てくるインテルCPUには影響あるの?

Kotack<br>(ZACK IT編集)
Kotack
(ZACK IT編集)

インテルは自社のコミュニティサイトにて、次世代CPU

「Arrow Lake/Lunar Lake」に関しては今回の不具合は影響しないと声明を出したよ。

本記事ではインテルCPU不具合に関する最新情報をお届け。

2024年8月30日にインテル公式コミュニティにてインテル従業員「Thomas_Hannaford」氏に新たなアップデートを公開した。先般発表されたVmin変動の影響を受けるリストと受けない製品リストについて気になるかたは是非チェック。

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これまでのインテルCPU不具合関する情報

インテルの第13世代および第14世代のデスクトッププロセッサーにおいて、Vmin(最小動作電圧)の変動に関連する不具合については直前の記事で示した通りだ。

この問題は、システムの不安定性を引き起こし、クラッシュやハングアップといった症状が確認されている。インテルはこの問題に対して対策を講じているが、すべてのプロセッサーが影響を受けるわけではない。

インテル13/14世代のK無しi5やi3 CPUは不具合の対象?

今回インテルは自社コミュニティサイトで、改めて第13世代および第14世代のデスクトッププロセッサーの中でも、i5(K無し)やi3のモデルについては、Vminシフトの不具合による影響ないと発表している。

  • 12世代Alder Lake CPU(デスクトップ及びモバイル向け)
  • 13/14世代Raptor Lake CPUのNon-K製品およびCore i3製品(デスクトップ向け)
  • 13/14世代Raptor Lake CPUのモバイル向けプロセッサー
  • Xeonプロセッサー(サーバー向けCPU)
  • Core Ultra(シリーズ1)製品

13/14世代におけるNon-K i5製品およびi3に加え、一時期疑われていたモバイル向けの13/14世代のCPUも今回明確に影響を否定したことになる。

インテルの次世代CPU「Arrow Lake/Lunar Lake」について

インテルは、次世代プロセッサーである「Arrow Lake」と「Lunar Lake」がVminシフトの不具合の影響を受けないことを強調している。これらのプロセッサーは、Raptor Lakeとは別の新しいアーキテクチャを採用しており、現在のVmin変動問題に対する影響はないと明言している。

Arrow Lake

Arrow Lakeは、インテルの次世代デスクトッププロセッサーとして登場予定であり、高性能かつ省電力を実現するための新技術が導入されている。この新しいアーキテクチャは通常のインテル製品ローンチサイクルだと2024年後半(10-12月)に発売されることが期待されている。

Lunar Lake

Lunar Lakeは、さらに進化した次世代モバイル向けプロセッサーであり、主にノートPCやポータブルゲーミングPC、ミニPC向けに設計されている。こちらもArrow Lake同様、Vminシフトの不具合に対する影響を受けない設計が施されている。

こちらのモバイル向け次世代プロセッサーに関してはすでにインテルが発表を公表しており、9月3日午後6時(PDT 米国太平洋標準時[夏時間])に次世代インテル Core Ultraプロセッサーを発表することがリリースとして公開されている。

Lunar Lakeは前世代Meteor Lakeから飛躍したAI性能向上をアピールしており、Copilot + PCとしてモバイルPCに搭載されることが期待される。

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Vmin上昇の症状に関する情報

Vmin上昇による不具合は、システムの安定性に直接的な影響を与える可能性がある。特に高負荷時に問題が顕在化しやすく、クラッシュや動作の不安定さが発生することが報告されている。具体的には不具合が報告されたCPUが過電圧にさらされた結果、最小動作電圧(Vmin)が上昇してしまう事からくる各種不安定動作やクラッシュなど。インテルは、この問題に対してBIOSアップデートを通じた緩和策を推奨している。

最新のインテルCPU不具合に関する対策情報

インテルは、Vminシフトの問題に対処するために、ユーザーが常に最新のBIOSを適用することを強く推奨しており8月末までにBIOSアップデートを公開するとしている。使っている製品ごとにBIOS更新が異なるため、各自各マザーボード製品ページにアクセスして確認しよう。また、インテルは次のアップデートを2024年9月末までにさらなる情報を提供すると発表しており、今後の展開に注目が集まる。

まとめ

インテルの最新世代プロセッサー「Arrow Lake」および「Lunar Lake」は、現在問題となっているVminシフトの不具合に対して新しいアーキテクチャとして影響を受けないことが確認された。また、第13世代および第14世代の一部プロセッサーも影響を受けていないことをインテルが強調。ユーザーは、インテルの最新ガイダンスに従い、最新のBIOSを適用してシステムの安定性を確保することが重要である。最新のプロセッサーに対して懐疑的であったユーザーも少しはこれで安心するだろうか。

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