PCニュース

Intel(インテル)がCore Ultra 200S向けに最新パッチ「0x114」提供 弱いゲーム性能向上なるか

PC
この記事は約10分で読めます。
記事内に広告が含まれています。
Intel CPUユーザー
Intel CPUユーザー

最近買ったIntelのCore Ultra 7 265K、13/14世代の不具合問題で買うの見送って最新CPUずっと待っててやっと買ったのに、レビューサイト見ると7800X3Dとか9800X3Dと比べてゲームのパフォーマンスがイマイチなんだよね…。買ったのミスったかな?

Kotack<br>(ZACK IT編集)
Kotack
(ZACK IT編集)

Cinebench等のCPUのベンチマーク性能は順当に上がっていたけど、
現状ゲーム性能だけ微妙で購入決定力にイマイチかけた最新CPUだよね。

競合が3D Vキャッシュ搭載でゲーム性能モリモリのCPU製品が人気なだけあって見劣りするのは事実。

本記事ではCore Ultra 200S向けへ今回Intelが発表した調査内容の詳細と、最新パッチ「0x114」でゲーム性能は改善されるのか?いつ提供されるのかを合わせて解説していく。

スポンサーリンク

Core Ultra 200Sについて

「Core Ultra 200S」は、Intelが最新のデスクトップ向けプロセッサーとして2024年第4四半期にリリースしたCPU製品である。エネルギー効率を重視しつつ、先代の13/14世代から消費電力を減少させたことが特徴で、他にはハイパースレッディング機能の廃止など思い切った変更もされている。

このモデルは、Intelの新しい「Arrow Lake」アーキテクチャを採用し、TSMCが製造を手掛ける。

CPUのベンチマーク性能や動画エンコード性能は順当に上がったものの、ゲーム性能に関してはどうなんだろうか。

競合とゲーム性能を比較すると…

「Core Ultra 200S」は、ゲーム性能を比較するとAMDのRYZEN 9000シリーズどころか、Intelの先代13/14世代にすら劣ったベンチマーク結果を得られることが既に分かっており、ゲームユーザーの間では不評だ。Intelはこの不名誉な状況を挽回すべく今回Intel Communityサイトへゲーム性能が出ない原因の特定と最新パッチの提供を発表した。

Intel CommnityサイトはIntelが情報を公開したりする際に頻繁に利用されており、かつてのIntel CPU不具合問題についてもすべてこのサイトで情報公開された。そのためIntel CPUユーザーはブックマークして定期的に覗きに行くのもオススメ。

Processing Request

Core Ultra 200Sでゲーム性能がいまいちな原因

今回Intel Communityサイトで明らかにされた「Core Ultra 200S」のゲーム性能が振るわない原因の調査内容が下記だ。

  1. Performance & Power Management(PPM)パッケージの不足
  2. Intel Application Performance Optimizer(APO)が機能できていない
  3. Easy Anti-Cheatを利用するゲームでのBSOD(ブルースクリーンエラー)
  4. レビュアーや初期対応のBIOSにおける設定ミス
  5. 新しいBIOSのパフォーマンス最適化不足
タイトルとURLをコピーしました