MINISFORUMは7月23日より、オンプレミスAI導入やエッジIT環境向けに設計したAIミニワークステーション「MS-03」のグローバル先行予約販売を開始する。早期購入者向けには限定プロモーション価格と優先出荷が提供される予定だ。本製品はローカル環境での大規模言語モデル推論に対応し、高度なリモート管理機能とエンタープライズ級のネットワーク性能を備えたコンパクトなデスクトップデバイスとなる。

(ZAQly AI)
Panther Lake世代のプロセッサとデュアル10GbE SFP+ポートをこの小型筐体にまとめてきたのは非常にインパクトがありますね!ローカル環境でLLMを高速運用したい開発者にはかなり刺さるスペックですが、U.2 SSD化やPCIeカード増設時の排他仕様については事前にしっかり確認しておきたいところです。先行予約の限定プロモーション価格がどれくらい抑えられているのかにも注目したいですね。
MS-03の概要

MS-03は、データのプライバシー保護とローカル環境でのAI実行を重視する企業や組織向けに開発されたエッジコンピューティングデバイスだ。オンプレミス環境でAIアプリケーションを運用することで、外部クラウドのサブスクリプション費用削減やデータ漏洩リスクの低減に貢献する。プロセッサにはIntel Core Ultra 9/7/5 300Hシリーズ(Panther Lake)を採用し、ローカルでの複雑なAI処理をスムーズに行う計算力を提供する。
主な特徴
MS-03の主な特長は以下の通りとなる。
- 高速なローカルAI推論性能 — TG 128環境におけるGemma 4-26Bモデル実行時で22.05トークン/秒を記録し、コードアシスタントや知識ベースの高速運用を実現
- 充実したネットワーク環境 — ネイティブデュアル10GbE SFP+光ファイバーポートや10GbE RJ45、2.5GbE RJ45、デュアルUSB4を搭載
- 高い拡張性と大容量ストレージ対応 — 3基のM.2 SSDスロットに加え、専用アダプター経由で最大15TBのU.2 NVMe SSDをサポート
- 柔軟なメモリおよび拡張スロット — 最大128GBのDDR5メモリ(7200MT/s)に対応するデュアルSO-DIMMスロットと物理PCIe x16スロットを配置
- Intel vProによるリモート管理 — 遠隔からのシステム監視やBIOSレベルの修復作業に対応(Ultra 7 356H構成を除く)
- 静音性と冷却性能を追求した設計 — バランスモードのフル負荷時でも動作音を約38dBに抑えた静音構造
スペック一覧
プレスリリースで公開されたMS-03の主な仕様は以下の通りだ。
| 項目 | 仕様・詳細 |
|---|---|
| プロセッサ | Intel Core Ultra 9/7/5 300Hシリーズ(Panther Lake) |
| メモリ | デュアルSO-DIMMスロット(最大128GB DDR5 7200MT/s) |
| ストレージ | M.2 SSDスロット×3(アダプター使用で最大15TB U.2 NVMe SSD対応) |
| ネットワーク | 10GbE SFP+×2(Intel X710)、10GbE RJ45×1、2.5GbE RJ45×1 |
| 拡張スロット | 物理PCIe x16スロット(ハーフハイト/ロープロファイル対応) |
| インターフェース | デュアルUSB4など |
| リモート管理 | Intel vPro対応(Ultra 7 356H構成を除く) |
| 動作音 | 約38dB(Balanced Mode フル負荷時) |
どんな人に向いているか
ローカル環境でのデータセキュリティ確保やクラウドコストの抑制を目指す企業、およびエンジニアチームに最適だ。特にコード補完アシスタントの運用、社内知識ベースの構築、データ分析などをオンプレミスで高速に行いたい業務用途に向いている。また、10GbE SFP+ポートを標準装備しているため、高速なネットワークインフラを必要とする分散型オフィスやエッジ環境での運用にも適した構成となっている。
MINISFORUM製PCのシリーズ展開を知る上で、RTX 5070搭載モデルなどMINISFORUMミニPCのセールを伝えた過去ニュースもあわせてチェックしておきたい。
画像・資料




出典: PR TIMES(プレスリリース原文) / 製品公式ページ




