
初心者
AIイラスト、ローカルで実行しようとすると難しいし、もっと気軽に試したいんだけど、どれも難しそうだし、有料じゃないとお試しもできないのかな。

(ZACK IT編集)
PicLumenだったら無料枠もあるしどんな画像が生成できるか試すのにはちょうどいいかも。しかも話題のNano Bananaも使えるらしい。
提供:Piclumen
PicLumenの概要
「PicLumen(ピクルーメン)」とは、誰でも簡単にハイクオリティなAIイラストを生成できるWebサービスである。通常のプロンプトの他、出力したくない要素を指定できるネガティブプロンプト(Negative Prompt)も指定でき、より細かい指示によるイメージに合致した高品質な画像を一度に生成できるのが魅力だ。
また、デイリーボーナスなどで入手したクレジットやほかにも報酬条件を満たすともらえるクレジットで無料生成できる枠が設けられている点も初めて利用する初心者でも手軽に高品質なイラストを作成できる嬉しいポイント。AIイラストに興味はあるものの、何から始めれば良いか分からないといった層に最適なツールと言える。
コミュニティが活発であり、お互いの作品を共有したり、プロンプトのヒントを得たりすることもできるため、モチベーションを維持しやすい環境も整っている。もし生成したいイメージに合った画像がコミュニティのギャラリーにある場合はプロンプトが公開されていないかチェックしてみよう。また、話題のNano Bananaも使えるため、一度でイメージ通りのイラストにならなかったとしても細かい修正指示でより高品質な1枚に仕上げることが可能だ。

PicLumenで使える機能
PicLumenは、AI画像生成するために必要な要素が概ね備わっており、操作も直感的にこなせるため初心者向き。
AI生成モデルも豊富で、得意とする作風によって、Art V1やRealistic V2、Anime V2の他Lineart V1等各種揃える。FLUX.1 Kontext等ハイクオリティなイラストを生成できるモデルも搭載。
料金プラン
PicLumenは、大量に生成を行いたい有料プランももちろん提供しているが、まずはベーシックプランを無料で試用してみて継続利用するかどうか判断したいところ。Piclumenの基本モデル(Art V1/Realistic V2/Anime V2/Lineart V1)であればクレジット消費も1から生成できるので、デイリー報酬のクレジット10で十分お試し可能だ。

ほかにもコミュニティでいいねやコメントを残したり、SNSをフォローすれば報酬をもらえるキャンペーンも実施中だ。

実際にPicLumenの画像生成AIを使用してみる
ここからは実際にPicLumenから検証用のアカウントを用意してもらったので、実際にPicLumenを使ってAIイラストを生成してみたいと思う。今回は、多くのユーザーが注目しているであろうNano Bananaモデルも実際に使って生成した画像を仕上げていきたい。
まずは公式サイトへアクセスしてアカウントを作成する。Googleアカウントがあれば1分程度で開設が可能。


アカウントが開設されるとまずデイリー報酬でルーメンと呼ばれるクレジットが10単位無料で付与される。最小1クレジットからイラストが1枚生成可能のため、約10枚はこの時点で生成が可能。ほかにもミッションをクリアして無料でガンガン生成していきたい。

Piclumenのアカウントトップには入れたら左にあるメニューから2番目の「Create”生成”」を選び早速イラストを生成してみる。

今回生成するために使用したプロンプト類は下記に公開するので参考にしてほしい。アニメ映画のワンシーンのような感情が揺り動かされる1枚を生成したい。納得のいくイラストができたらPCの壁紙にでも設定しようと思う。
上記のプロンプトで生成された画像がこれだ。一発でハイクオリティなアニメイラストを生成できるのはPiclumenの魅力。

しかし、細かい部分で修正を加え、より洗練されたイラストにしたいので今回話題のNano Bananaを使用してみる。Nano Bananaを使用するには先ほど生成した画像から任意のファイルをPiclumen上でクリックして開く。
編集に使用したいイラストを開けたら左下にある項目から「Edit”編集”」を選択。

すると下の画像のように編集に利用できるAIモデルがNano BananaとFLUX.1 Kontextが選択できる画面に移行する。右側にはテキストでプロンプト指定ももちろん可能で、細かいイラストの編集ができる。ただ注意点としては、指示(プロンプト)は英語で行う必要があるので気を付けておきたい。

左側の「+」ボタンをクリックすれば、画像内に手書きで指示を書いたイラストをアップロードでき、英語のプロンプトと合わせてNano Bananaが理解して編集後のイラストを生成できる。


上の棒人間と簡単な英語プロンプトを渡すだけでできたのが下記のイラスト。そのままアニメ映画のキービジュアルとして出てきてもおかしくないような品質のイラストが完成した。


PicLumenのAI置き換えツールで画像の細部を自由に編集
Piclumenの編集画面内で利用できる話題のNano Bananaを活用して、まるでアニメ映画のエンディングのような感情が動かされるようなワンシーンへ編集して完成させることができた。また、もしイラストのアングル指定などで困ったらPiclumen公式Youtubeチャンネルが参考になる。ぜひ興味があれば再生してみてほしい。
まとめ
本記事では、AIイラスト生成サービス「PicLumen」について、その概要から機能、料金プラン、そして実際に画像生成を試した結果までを詳しくレビューした。PicLumenは、初心者から上級者まで、すべてのユーザーが手軽に高品質なAIイラストを楽しめる画期的なサービスである。特に、注目のGoogle AIモデル「Nano Banana」が利用できるようになったことで、アニメやマンガ風のイラストを細かい修正をしながら生成したいユーザーにとって、非常に魅力的な選択肢となった。複雑な設定や専門知識は不要で、直感的な操作だけでハイクオリティなイラストが生成できるため、AIイラストに興味があるものの、一歩踏み出せずにいた人にはぜひPiclumenを試してもらいたい。まずは無料プランから始めて、AIが作り出す無限の創造性を体験してみることをおすすめする。