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【必見】あると便利なモニターに搭載ついているKVM機能とは?おすすめ商品も紹介!

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ビジネスマン
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デスクトップPCとノートPCを2つ、1台のモニターにつなげて使っているんだけど、いちいち入力切替するたびにマウスとキーボード繋ぎ変えるのクソだるいんだが?

Kotack<br>(ZACK IT編集)
Kotack
(ZACK IT編集)

それKVM機能が付いたモニター買えばもしかしたら解決するかも?

本記事では、モニターに接続された複数台のPCで1組のキーボード・マウスを自動的に切り替えて操作できる「KVM機能」について、その仕組みやメリットを解説する。PC作業の効率化を求める人に最適なKVM機能付きモニターのおすすめ商品も厳選して紹介している。複数のPCを同時に扱うケースが多いビジネスマン必見の内容だ。

使わないと損?モニターのKVM機能とは?

モニターのスペックに「KVM機能」という文字は見たことがあるもののいまいち活用したことがないユーザーも多いのではないだろうか。KVM機能とは、複数のパソコン(PC)を一つのモニターに接続しながら、1組のキーボード・マウスで切り替えながら操作するための機能である。通常、PCを複数台使用する場合、それぞれのPCにキーボードやマウス、モニターを接続する必要がある。しかし、このKVM機能が搭載されたモニターを使えば、これらのUSB周辺機器を各PCで共有し、切り替えて利用することが可能になる。

KVM対応モニターの接続イメージ画像。片方のPCはUSB Type-C、もう片方はHDMIもしくはDPとUSB Type-Bケーブルで接続する

この機能は、特に仕事とプライベートでPCを使い分けている人や、そもそも仕事用のPCが2台に連なっている(事務機と編集機等々)ケースに活躍する。わざわざデスク上の配線を整理したり、デバイスを抜き差ししたりする手間が省ける。近年、多くのモニターメーカーがこの機能を搭載しており、その利便性の高さから注目を集めている。

JAPANNNEXTのYoutubeチャンネルから引用。KVM使用時はUSB機器をモニター側のUSB端子に接続することで、2台のPCでデバイスの切り替えが可能だ。

もしこのKVM機能がない場合、複数のPCを切り替えるには専用の切り替え機を別途購入し導入すれば同じ状況を再現可能となるが、モニターにKVM機能が内蔵されていれば、余分な機器を購入する必要がなく、デスク上に無駄な機器を設置する必要がなくスペース面でもメリットがある。

こんな人におすすめ!KVM機能のメリット

KVM機能の最大のメリットは、何といっても作業効率の向上だ。複数のPCで作業する際、キーボードとマウスを共有することで、思考の流れを中断することなくスムーズに作業を続けられる。

  • ノートPCとデスクトップPCを同時に使うことがある
  • USB切替機を使用しているがデスク上が煩雑になっている

モニターの映像入力切替で別PCに切り替えれば、自動で接続しているUSB機器もボタン一つで瞬時に操作対象のPCを切り替えられる。これにより、いちいち配線を触ったりする手間がなくなるのだ。

また、デスク周りの省スペース化にも貢献する。一つのキーボードとマウスで複数のPCを操作できるため、2組のデバイスを用意することが必要なく、またUSB切り替え機のようなものを別途用意することがなくなる。そのため特にデスクのスペースが限られている人や、配線の美しさにこだわりたい人には、このKVM機能は非常に大きなメリットをもたらす。

一方でデメリットも

KVM機能付きモニターで複数PCを接続する場合、接続方法には注意が必要だ。例えばデスクトップPC2台を接続してKVMで切り替えたい場合。基本的には2台のPCは1台はDisplayportもしくはHDMIとUSB Type-Bケーブルで接続することになる。もう一方はUSB Type-Cポートを使用し、そのPCのUSB Type-CポートがDisplayPort Alternate Mode(DP Alt Mode)に対応している必要がある。DP Alt Modeとは、USB Type-Cケーブル一本で映像信号を伝送するための規格であり、これがなければモニターに映像を出力することができない。

つまり、2台のPCに対してモニターを経由して、映像信号およびUSBのデータ転送を行う必要があるため、片方はDPもしくはHDMI+USB Type-B、もう片方はUSB Type-Cで映像およびUSB転送を1本で賄うということだ。

もし、使用しているノートPCの映像出力端子がHDMIのみの場合、KVM機能を利用して映像を切り替えることができないため、映像切替およびUSB機器の切り替えができる機器を別途用意する必要がある。

KVM機能付きモニターの導入を検討する際は、まず接続したいPCの1台がUSB Type-C DP Alt Modeに対応しているか、あるいはデスクトップPCの場合はどのケーブルで接続するかを事前に確認することが極めて重要だ。だが、別売のKVMスイッチデバイスを購入すれば2台のPCともHDMIでUSB機器も切替できるものある。ただしその場合は、最大でも4K/60Hz程度の転送にしか対応していないことが多く、ゲーミングモニターの4k/160HzやWQHD/240Hzといった広帯域の映像信号には対応していないケースが多いため注意が必要。その点KVM対応のゲーミングモニターを購入すればその心配はない

KVMに対応しているのにマウス・キーボードが切り替わらない!

KVM対応モニターを使用しているのに、映像切替を行っても、切替先のPCでマウス・キーボードが反応しない場合、モニターの設定でKVMがオフになっていないか確認したい。それでも解決しない場合、モニター本体のUSB端子に接続をしているか確認しよう。大概の場合は、マウスキーボードを各PCのUSB端子に接続してしまっており、切り替わらないだけのケースが多い。

下の画像にあるように、KVM対応モニターの背面端子には必ずUSB端子がついている。この端子を使用しないとKVMを利用することはできない。

JAPANNNEXTのYoutubeチャンネルから引用。KVM使用時はUSB機器をモニター側のUSB端子に接続することで、2台のPCでデバイスの切り替えが可能だ。

おすすめ商品3選

ここでは、KVM機能が搭載されたモニターの中でも特におすすめの製品を3つ厳選して紹介する。どの製品も高い機能性と使い勝手を兼ね備えているため、用途に合わせて選んでほしい。KVM機能が搭載されたモニター製品は各モニターメーカーから販売されいてる。そのほかの機能やスペックを見て選択していきたい。

KTCのM27P6はMini LEDバックライト搭載の神コスパゲーミングモニターだ。このモニターは4k/160Hzの高解像度でありながら、デュアルモードによりフルHD/320Hzのe-Sports向けハイリフレッシュレート化機能も搭載しているため、画質も競技性も妥協したくないユーザーに最適。HDRも1400相当とかなり明るいHDRコンテンツを楽しむことができるうえでこの価格設定は破格であるといわざるを得ない。しかも今回解説しているKVMスイッチ機能も搭載。注意点はUSB Type-Bケーブルは付属していないようなので、別途ケーブルは準備したい。

KTC M27P6
画面サイズ27インチ
パネル種類Fast IPS
解像度4K(3840×2160)/
フルHD(1920×1080)/
リフレッシュレート160Hz/
320Hz
応答速度1ms
映像入力端子HDMI2.1, DP1.4, USB Type-C
可変リフレッシュレート(VRR)Adaptive-Sync
HDRHDR 1400
その他機能KVM
デュアルモード
USB Type-C 65W
価格(2025/8時点)
※クーポン適用前
89,980円

JAPANNNEXTは日本の千葉県いすみ市に本社を構えるモニターブランド。昨今の中華ブランド台頭よりも前に格安モニターブランドとして始動しており、現在は大手家電量販店でも見かけることが多い有名メーカー。JN-i28U-HSPC6は3万円台前半(25年8月現在)という低価格ながら4K IPSパネルを採用する高性能ビジネスモニター。とりあえず高解像度と広視野角があって画像編集や動画編集に使用したいユーザーにはおすすめ。KVM機能により事務用途のノートPCと編集用の高性能デスクトップPCをつなげて瞬時にマウスキーボードも切り替えられる、そんな製品だ。

JAPANNEXT 
JN-i28U-HSPC6
画面サイズ28インチ
パネル種類IPS
解像度4K(3840×2160)
リフレッシュレート75Hz
応答速度2ms
映像入力端子DisplayPort, HDMI, USBタイプC
HDRHDR 1400
その他機能KVM
USB Type-C 65W
価格(2025/8時点)
※クーポン適用前
33,980円

INNOCNは量子ドット・Mini LEDのゲーミングモニターで広く知られるが、昨今はビジネスモニターでも定評がある。このモニター「24C1F-P」はザ・ビジネスモニターという一般性能を抑えた低単価モニターでありながらKVM機能を備えるという、当サイトで調査した限りおそらく最安のKVM搭載機だ。24インチクラスというのも映像関連以外の仕事なら逆に使いやすいサイズでデスクの広さを求めないのがいいところ。何気に100Hz対応のため、通常の60Hzモニターよりも滑らかなブラウザスクロールで目が疲れにくいかもしれない。しかも現在Amazonではクーポンがあり適用後は2万円台を下回る優れたコストパフォーマンスに魅力を感じる。

INNOCN 
24C1F-P
画面サイズ24インチ
パネル種類IPS
解像度フルHD(1920×1080)
リフレッシュレート100Hz
応答速度6ms
映像入力端子HDMI, USBタイプC
その他機能KVM
USB Type-C 65W
sRGB 99%
価格(2025/8時点)
※クーポン適用前
24,990円

まとめ

本記事では、あると便利なKVM機能について、その概要とメリット、そしておすすめのモニターを紹介した。複数のPCを利用している人にとって、この機能は作業効率を劇的に向上させ、デスク周りをすっきりさせる強力なソリューションだ。

もし、PCを2台使い分けて作業することが多いなら、次にモニターを購入する際は、ぜひこのKVM機能の搭載有無を確認してほしい。この機能が搭載されたモニターを選ぶことで、日々の作業がより快適で効率的なものに変わることは間違いないだろう。

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