
トレーナー
ウマ娘ってSteam(PC)版が出たみたいだけど今までのDMM版と何が違うの?
フレームレートはぬるぬるになった?

(ZACK IT編集)
いや~Steam版出たね~。
ライブを全画面にできるようになったのはでかくない?
フレームレートは…まあFPSゲームじゃないし?w
Steam(PC)版ウマ娘が待望のリリース
Cygamesが開発・運営する人気ゲーム「ウマ娘 プリティーダービー」は、DMM GAMES版に加えてSteam版(PC版)がリリースされた。これにより、より多くのユーザーがPCの大画面でウマ娘の世界を楽しめるようになった。スマートフォン版とのデータ連携も可能であり、既にプレイしているユーザーもスムーズにPC環境へ移行できる。PC版のリリースは、ウマ娘の美麗なグラフィックや迫力あるライブ映像を最大限に活かす上で大きな意味を持つ。特に、スマートフォンでは体験できない4K高解像度での表示は、ウマ娘たちの細やかな表情や衣装の揺れ、そして圧倒的なライブパフォーマンスをより鮮明に描き出すことを可能にした。
DMM版との違いは?
Steam版とDMM版の大きな違いはいくつか存在する。Steamで数々のゲームをプレイしているゲーマーにとっては一元管理できるメリットがあるほか、Steam版ではボーダーレスフルスクリーン(全画面)へワンクリックで切り替えが可能になった点が大きな変更点であろう。DMM版では外部のソフトウェアのインストールをしなければフルスクリーンで楽しむことはできずウィンドウをドラッグすることで最大1920×1080(フルHD)のウィンドウサイズまでの調整のみしかできなかった。
上限fpsが30のまま?それ以上にはできないの?
多くのPCゲームが60fpsやそれ以上の高フレームレートに対応している中、Steam(PC)版ウマ娘の初期設定におけるfps上限が30fpsであることに驚いたユーザーも少なくないだろう。この30fpsという設定は、DMM版と全く変わらない。せっかく全画面でライブ映像を楽しむなら60fpsの滑らかな映像で体験したいと思うかもしれない。元々ウマ娘事態が一般的なスマートフォン版の動作環境に合わせたものであり、Steam版およびDMM版においても環境が同じだ。
30fpsでは物足りなさを感じるユーザーはこれから検証をするLossless Scalingの導入を検討するのもアリだが、いかんせんLossless Scaling自体万能ソフトではないことも留意したい。Lossless Scalingは便利だがかなりデメリットも目立つソフトだ。Steam(PC)版においてどこよりもわかりやすいライブ映像の比較動画を作成したのでぜひ後ほど参考にしてほしい。
Lossless Scalingで60fpsに設定しライブ映像を楽しんでみる
Lossless Scalingは、低解像度のゲームをアップスケールしたり、低フレームレートのゲームの中間フレームを補間して高フレームレートで表示したりするためのPC向けソフトウェアである。現在Steamで販売されており、定価は800円だが頻繁にセールを実施しているためそれより安く入手できることが多い。ちなみに検証済みだがLossless ScalingはDMM版ウマ娘でもライブシーンで60fps補完が可能であることを確認済み。
このツールを利用することで、Steam(PC)版ウマ娘のライブ映像を30fpsから60fpsへと引き上げ、より滑らかな動きで楽しむことが可能になるかを実際に検証した動画を用意した。Lossless Scalingの使い方に関しては別の記事ですでに解説しているのでそちらも合わせて参考にしてほしい。
フレーム補完自体はうまくいっており、より滑らかなライブ映像が楽しめるようになったものの、所々で映像の乱れがみられるため100点満点をつけることは難しい。

まとめ
Steam(PC)版ウマ娘でLossless Scalingを活用して60fpsで楽しむことができるか検証をしてみた結果を下記にまとめた
残像感やノイズに関しては、素早い画面の切り替わりだとそこまで肉眼で気づかないことも多い。FPSゲームや格闘ゲームのようにスピード感がそこまで重要視されないアニメ系のタイトルで必ずしも60fps化が重要ではない(アニメはそもそも24fpsで制作されることが多い)ため、この記事を参考にLossless Scalingに魅力を感じれば導入も考えていいかもしれないし、有料ソフトなのでそのあたりは自己判断で検討してほしい。
