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【2024年8月最新】OS込み予算10万円以内で組める自作ゲーミングPCの構成とおすすめ構成3選一挙紹介!

予算10万円でゲーミング自作PCは組めるのか検証してみた記事サムネイル PC
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かけだし自作erくん
かけだし自作erくん

ゲーミングパソコンを組みたいけど予算10万円しかない…

BTOパソコン買った方がいいのかな?

Kotack<br>(ZACK IT編集)
Kotack
(ZACK IT編集)

最近円安でPCパーツ高いから大分厳しい予算だね…

でも組めなくはないよ!

モニターとマウス・キーボードは予算に入ってないからそこは注意ね!

本記事では予算10万円で自作ゲーミングPCを組んだらどんな構成になるのかシミュレーションした結果2選と、当編集部的おすすめ構成で実際に組んでみたレビューのハイブリッド構成でお届けする。

予算抑え目でゲーミングパソコンの自作を楽しみたい方はぜひ最後の組んでみたレビューまで読んでいただきたい。

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予算10万円(税込)でゲーミングパソコンは組めるか

結論から言えば、フルHDかつ60fpsをターゲットとしたライトゲーミング層向けの自作構成であれば円安傾向でパーツが高いとはいえまだ可能である。

ただし、昨今日本のPCパーツ市場は為替の影響をもろに受けていることに加え、パーツの価格自体も世代を上げるにつれて値上がり傾向の為中々予算税込10万円で様々な妥協無しに組むことは不可能だ。

自作パーツはまずCPUの2大メーカーから決めることになるのが通例だがIntel/AMD両社ともにシミュレーションしてみることとする。

ゲーミングPCを本格的に考えるなら予算幾ら用意するべき?

現在の為替状況や各種パーツの相場を考えると、やはり15万~20万円を用意したほうがAAAタイトルのメジャーなゲームを快適に遊ぶにはベターだろう。

しかしながら3Dの設定にこだわらないのであれば、今回のテーマであるOS込み予算10万円でも十分に遊ぶことが可能なゲームタイトルは多い。また、自作PCのメリットとして、自分で組み替えてグレードアップする楽しみが増えるので少しずつ予算が容易出来次第パーツを換装してみるのもいいだろう。

予算10万円のパソコンでできること

そもそも、今の物価と為替状況で10万円のパソコンというのは決して高い予算ではない。

したがってこの予算内で快適ラインの用途とそうではない用途を見てみる必要がある。”×”に書いてある用途を想定している場合は最低でも15万円以上の予算を捻出することをおすすめする。

  • Office関連ソフトウェア(Word/Excel/Powerpoint)を使う
  • 3Dゲーム・ただしフルHDの解像度であれば画質設定までにはあまりこだわらない
  • CLIP STUDIOなどのソフトを使用したイラスト制作(マンガ・イラスト)
  • 動画編集。ただし4Kなどは扱わないし長いエンコード時間も気長に待てる
  • WQHD以上の高い設定での3Dゲーム
  • フルHDの高リフレッシュレートゲーム(120Hzや144Hz以上)
  • Adobe関連の画像編集・デザイン関連製品(Photoshop/Illustrator)
  • 4K動画編集やAfterEffects等

ゲーミングPCの買い替えタイミングは?

ハイエンド(高性能)なパーツで自作した場合、不運な故障に遭遇しなければ5年程度性能的に不足が出ることはないだろう。

10万円前後で組んだ場合には3年程度で高いグラフィック性能を要求するゲームタイトルだとアップデートについていけなくなる可能性もあるので注意が必要。

CPUメーカー別予算10万円PC構成

Intelの場合

早速OS込みで予算10万円に収まるPC構成を見ていこう。

Intel CPUを使用する場合、まずCore i5やCore i7といったゲーミングPCの定番CPUを選択すると今回の10万円企画は終了してしまう。

そこで、Coreシリーズ最後の良心、エントリークラスのCore i3に登場願おう。

Core i3は現在2024年3月時点の最新世代(Raptor Lake Refresh)で4コア8スレッドと控えめなコア数ではあるものの、5年程度前のCore i7と同等の性能を誇る。

今回は最新の14世代(Raptor Lake Refresh)からではなく2世代前の12世代AlderlakeからCore i3 12100Fを使用した。というのも2024年5月追記時点で円安が加速したことからパーツ各製品が値上がりし、OS込々10万円企画が大分厳しいものとなってきているからだ。

とはいえ14世代の14100Fに引けを取らず、シングルスレッド性能に長けどのゲームタイトルでもフルHD60fpsをターゲットとする場合にはおおむね満足できるだろう(グラフィックボードによるところが実際大きい)。

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コメント
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この構成のポイントとしては、Core i3の末尾Fつきである内臓GPU無しモデルを選択して予算削減をしているため、安価なゲーミンググラフィックボードを購入する必要がある。

そのため実勢売価2万円前後でコストパフォーマンスの高さが光るAMD Radeon RX6500XTを構成に入れた。

メモリは32GBあり、SSDも1TB搭載しているのでゲームをインストールしてもすぐに枯渇することはないだろう。

また、マザボはB760の下位チップセットを選んでいるためM.2スロットは2つと、SATA端子は4つ搭載しているため、データ用にHDDやサブの2.5インチSSDを追加できる余地は残されている。

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