最近DLSS 4ってのが出てきたらしいけど、対応してるゲームってまだ少ないんじゃない?結局どのゲームで使えるのかよく分からんのよね。せっかく新しいグラボ買ったのに、DLSS 4使えなくて宝の持ち腐れになったら嫌だし…。
(ZACK IT編集)
なるほど、DLSS 4の対応ゲームについて情報が整理されていなくて困っているんだね。確かに、新しい技術だから情報がまだ整理されてなくてよくわからない人もいるかも。分かりやすくまとめたから確認してみて。
DLSS 4に対応するゲーム一覧
DLSS(Deep Learning Super Sampling)は、NVIDIAが開発したAIを活用したフレームレート向上技術である。従来のレンダリング手法と比較して、アップスケーリング(SR)やフレーム生成(FG)といった機能で通常よりも快適にゲーミングライフを堪能できる。
最新バージョンであるDLSS 4では、「マルチフレーム生成(MFG)」という新技術が導入され、最大4倍のフレーム生成が使用できるようになった。
以下に、現時点でDLSS 4に対応していることが分かっているゲームタイトルを上げた。なお、NVIDIAの公式サイトにも同様の情報が掲載されておりその数は全75タイトル。随時追加される可能性もあるため最新版はそちらも合わせて確認してほしい。(2025/1/12時点の情報から抜粋)
DLSS 4対応ゲームタイトル(一部抜粋) | |||
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Cyberpunk 2077 | ホグワーツ・レガシー | インディ・ジョーンズ/大いなる円環 | Bears in Space |
Microsoft Flight Simulator | SILENT HILL 2 | スター・ウォーズ 無法者たち | スター・ウォーズ ジェダイ:サバイバー |
Diablo IV | Marvel Rivals | ゴッド・オブ・ウォー ラグナロク | HITMAN World of Assassination |
これらのタイトルは、RTX 50シリーズGPUのローンチ時にDLSS 4対応アップデートが予定されている。また、NVIDIAはDLSS 4がGeForce RTX 50シリーズGPUの発売時点で75以上のゲームとアプリケーションでマルチフレーム生成(MFG)をサポートすることを発表している。上記のリストは主要なタイトルの一部であり、今後さらに多くのゲームがDLSS 4に対応することが予想される。
なお、黒神話:悟空 (Black Myth: Wukong)も今年後半にかけてDLSS 4 マルチフレーム生成(MFG)に対応する予定であることをNVIDIA公式が発表している。当サイトでもLSFG 2.3の検証に使用した『インディ・ジョーンズ/大いなる円環』についてもDLSS 4対応が判明している。
もし『モンスターハンターワイルズ』や先日PC対応が発表された『ファイナルファンタジーVII リバース』がDLSS 4に対応すればさらにDLSS 4への魅力が増すかもしれない。
DLSS 4は、従来のDLSS 3と比較して、フレーム生成モデルの進化によりVRAM使用量を削減しつつ、パフォーマンスを向上させている点が大きな特徴である。これにより、4K 240fpsや完全なレイトレーシングといった高負荷なグラフィック設定でも、快適なゲームプレイが可能となる。
DLSS 4はいつから利用可能?
DLSS 4は、GeForce RTX 50シリーズの発売と同時に提供開始される予定である。具体的な提供開始日は、ゲームタイトルのアップデート公開日に依存する為プレイしているゲームごとに確認する必要があるが、先述の75タイトルは最も発売の速いRTX50シリーズの発売日である2025/1/30前後であるとみられる。
まとめ
この記事では、NVIDIAの最新技術であるDLSS 4に対応するゲームタイトルについて解説した。現時点では対応タイトルは限られているものの、今後対応ゲームは確実に増加していくと考えられる。RTX 50シリーズGPUの登場以降に、DLSS 4の普及は加速することに期待。