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新型AIスマートフォン、Pixel 9シリーズがGoogleから発表。生成AI「Gemini」搭載

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ガジェットファン
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Appleも「Apple Intelligence」でオンデバイスAIをアピールしているしAndroid勢

も同じ流れなのかな。そもそもデバイス上で生成AIを快適に活用することはできるの?

Kotack<br>(ZACK IT編集)
Kotack
(ZACK IT編集)

2024年8月14日にGoogleが基調講演にてGoogle Pixel 9シリーズを発表したよ。

Googleも自社の生成AI「Gemini」をデバイスに統合した「Gemini Nano」を大々的にアピールしているね。

本記事では新しくGoogleから発表されたAI機能統合型スマートフォン「Pixel 9」シリーズについて解説していく。オンデバイスAIとは何なのか。どういった場面で活用できるかを詳しく解説。

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Google Pixel 9シリーズ概要

Googleが発表した最新のPixel 9シリーズは、AIを駆使した革新的な機能が満載のスマートフォン

今回の基調講演はGoogleが力を入れている生成AIのアピールがメインとなった印象。新型スマートフォンPixel 9シリーズも新機能のほとんどは生成AIに関連したもの。

Google Pixel 9ラインアップと価格

Google Pixel 9ラインナップと価格は下記にまとめた。

モデルストレージ
128GB
ストレージ
256GB
ストレージ
512GB
Pixel 9¥128,900¥143,900
Pixel 9 Pro¥159,900¥174,900¥194,900
Pixel 9 Pro XL¥179,900¥192,900¥212,900
Pixel 9 Pro Fold¥257,500¥277,500

全体的に前世代のPixel 8シリーズと比べ、値上げ傾向な印象。最も安価なPixel 9 128GBモデルで128,900円からスタートとなる。下で詳しく解説していくが目玉のAI機能とプロセッサー性能向上に合わせ一部モデルの購入価格も一段引き上げられた格好となる。

Google Pixel 9シリーズ 主なスペック表

モデルPixel 9Pixel 9 ProPixel 9 Pro XLPixel 9 Pro Fold
画面サイズ6.3インチ6.3インチ6.8インチ6.3インチ(外部)/
8インチ(内部)
解像度1,080 x 2,424 OLED1280 x 2856 LTPO OLED1280 x 2856 LTPO OLED1,080 x 2,424 OLED
OSAndroid 14Android 14Android 14Android 14
プロセッサGoogle Tensor G4Google Tensor G4Google Tensor G4Google Tensor G4
RAM12GB16GB16GB16GB
ストレージ
128GB
ストレージ
256GB
ストレージ
512GB
バッテリー24時間
4,700mAh
24時間
4,700mAh
24時間
5,060mAh
24時間
4,650mAh
カメラ(広角)50MP50MP50MP48MP
カメラ(超広角)48MP48MP48MP10.5MP
カメラ(望遠)48MP48MP10.8MP
寸法高さ152.8×幅72×厚さ8.5(mm)高さ152.8×幅72×厚さ8.5(mm)高さ162.8×幅76.6×厚さ8.5(mm)折り畳んだ状態:高さ155.2×幅77.1×厚さ10.5(mm)
広げた状態:高さ155.2×幅150.2×厚さ5.1(mm)
重量198g199g221g257g

Proシリーズはストレージ容量が128GBから、無印は256GBからのラインナップとなる。また、カメラ性能についても無印とProで望遠の有無などが異なる。

搭載メモリも16GB搭載するのはProシリーズのみとなるため、ゲームなどをガンガンプレイしている層にはProの方がより良い選択肢となる。

Google Pixel 9シリーズの主な特徴

  • 生成AI「Gemini」標準搭載
  • 高性能カメラ
  • 7年間のセキュリティ・OSアップデート提供
  • 新しく登場したポップなカラーラインナップ

生成AI「Gemini」標準搭載

オンデバイスAI(デバイス上で処理されるAI)というのは今年のトレンドでもあり、Appleも「Apple Intelligence」を発表し、Open AIの「ChatGPT-4o」が統合されることが発表され話題となった。Googleも独自で生成AIを開発しており、Gemini Pro 1.5はChatbot Arena Leaderboardで1位を獲得する高性能AI。そのAIを元に「Gemini Nano」としてデバイス上で処理を可能としている。

Gemini統合のGoogleアシスタントについてもメールの送信するための文章生成や、視聴している動画内で食べられているもののリストアップなど、日々の生活や仕事の効率化を実現するだろう。

MadeByGoogle ‘24: Keynote

「Pixel Studio」ではスマートフォンでリアルな画像の生成をプロンプト入力によって可能となる。

「Gemini Live」-この機能は、ユーザーがGeminiモデルとリアルタイムで対話することを可能にする。 従来のAIアシスタントと比べて、より自然で高度な対話を実現するという。

ユーザーは、Gemini Liveを使用して、さまざまなタスクを実行することが可能だ。iPhoneのSiriの強化版という印象。 たとえば、メールの作成、リサーチレポートの作成、アイデアのブレインストーミングなど。カレンダーやGmailとの連携ももちろん可能

高性能カメラ

https://store.google.com/

50メガピクセルの広角カメラではf値も小さく暗いシーンや夜景もきれいに撮影が可能

AIを駆使した写真編集機能はさらなる高見へ。

「消しゴムマジック」で一世を風靡したGoogle PixelのAI機能だがさらに強化されて帰って来た。「編集マジック」では撮影した写真の風景拡張や写っている人間の位置調整、消去などが簡単に後から編集が可能としている。また「Add me」機能により、「消す」ではなく「追加」することが可能となる。元々2ショットで撮影したものと1人で撮影した画像をマージして3人で撮影したような写真を後から編集可能だ。

新しく登場したポップなカラーラインナップ

もはや日常を共にするパートナーとなり欠かせなくなったスマートフォン。持っていて満たされるデザインをぜひとも選びたいものだ。今回のGoogle Pixel 9シリーズで新しく登場するパステルカラーな数々。女性人気も出てきそうだ。

Google Pixel 9シリーズは日本国内でいつ発売?

現在米国をはじめ、日本、ヨーロッパ各国にて予約販売が開始されており、Googleストアの日本向けページを確認すると、Pixel 9 / 9 Pro XLは2024年8月22日配達予定、他は2024年9月4日配達予定としている。

モデル発売日
Pixel 92024/8/22~
Pixel 9 Pro2024/9/4~
Pixel 9 Pro XL2024/8/22~
Pixel 9 Fold2024/9/4~

まとめ

Pixel 9シリーズは、生成AIを活用したアシスタント機能の他、AIを駆使した高性能カメラ、プロセッサー性能や電力効率等々魅力的な技術革新が目白押し。既存のAndroidユーザーをはじめ,iPhoneユーザーもAI機能やカメラ性能に魅力を感じたらぜひチェックしてみてほしい。

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