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intel(インテル) 15世代CPU「Arrow Lake」待つべき理由3選!

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自作er
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Raptor LakeはRefreshも含めてなんかトラブルの話を聞くし、インテルも

コミュニティ内でバグを認めて現在も調査中だよね?

果たして次期製品のArrow Lakeは買いなの?

Kotack<br>(ZACK IT編集)
Kotack
(ZACK IT編集)

競合であるAMDの新製品発売情報と現在までに出てきているArrow Lakeの情報を

加味してまだまだ情報が少ない中で中々結論付けるのは難しいけど、、

色々な観点から考察していくよ。

本記事ではインテル(intel)15世代CPUとして2024年後半に登場予定と噂されるArrow Lakeは待つべき理由3選を解説していく。

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intel(インテル) 15世代CPU「Arrow Lake」概要

インテルの次世代CPU「Arrow Lake」は、第15世代となる最新アーキテクチャを採用したプロセッサーとして登場予定である。

従来の世代からさらなる性能向上を目指し、最新技術を搭載しているとされている。主にゲーマーやクリエイター向けの高性能モデルが予想されており、多くのユーザーが期待している。とはいえ、インテルは2024年に開催されたComputexの中でもAI PCに搭載予定のLunar Lake(モバイル向けプロセッサ)の発表に力を入れており、依然Arrow Lakeは謎のベールに包まれたままだ。

Arrow Lakeは果たして現在Raptor Lakeで抱えるK/KF/KSモデルの不具合問題に対して救世主となりえるのか。Arrow Lakeがポジティブの話題で沸騰すればインテルとしても都合がいいことは間違いない。

そもそもArrow Lakeの発売日はいつ?

現在、公式で詳細の発売日は明らかにされていないが、2024年の第4四半期(2024’Q4)であることは確定しているようだ。10月12月にローンチされるとなるとインテル12世代(Alder Lake)やインテル13世代業界の動向やリーク情報から2024年後半と予測されている。また、例年と同様になるのであれば、初回はK/KFプロセッサーで2025年1月のCESでNon-K CPUの発表となるのではないだろうか。

Arrow Lake対応のマザーボード

Arrow Lakeはプロセスルール変更に伴いソケットも変更となるとされている。ComputexではIntel Next Gen(インテル次世代)CPU用のマザーボードがソケットが隠されるように先行展示されていた。もしソケット共通であればこのような措置は不要なのでそうしたことからもソケット変更は既に業界の中でもコンセンサスとなっていることだろう。つまり、現在のマザーボードとの互換性がなく、CPU発売に伴いシステムを変更するにはマザーもアップグレードが必要ということ。

デスクトップ版Arrow Lakeの価格

価格についてはまだ正式に発表されていないが、現在の為替状況も相まって魅力度の高い価格で出てくる可能性は限りなく低いだろう。それに加えて既に発表済みのAMDから7月末ローンチ予定のRYZEN 9000シリーズと常に比較されることとなり、ソケット互換のある9000シリーズとは裏腹に後発組としては非常に辛い出だしとなりそうだ。

Arrow Lakeを待つべき3つの理由

  1. 13/14世代のRaptor Lake(Refresh)で現在進行形で問題を抱える
  2. チップセット刷新
  3. プロセスルールの変更

13/14世代のRaptor Lake(Refresh)で現在進行形で問題を抱える

これについては現在出ている情報について、別の記事にまとめたので詳細はそちらを参照いただきたい。

やはり1ユーザーとして、現在進行形でトラブルを抱えるメーカーの製品を発売日に突撃するというのは勇気がいることだろう。マザーの買い替えも必須であろうことを考えるとメディアやSNS上でのユーザー使用報告がそこそこ出回って吟味してからでも遅くはないかもしれない。

チップセット刷新

先ほどの章でも少し触れたが、CPU載せ替えで対応不可でマザボから用意が必要だ。様々な情報が発売前後で出てくるだろう。それを待ってから購入を検討してもいいのではないだろうか。

プロセスルールの変更

Arrow Lakeは、新しいプロセスルールインテル20Aを採用予定で、これにより消費電力の削減と性能向上が期待される。逆に言えば全く刷新された製品を初物として購入することは高揚感はあれど果たして現在自身が使用しているCPUから劇的な変化があるのかどうかはこれもやはり情報が出そろってみない限り不明の為、待つべき。

まとめ

現在の13/14世代Raptor Lake(Refresh)で報告されているクラッシュや不具合を考慮に入れないとしても、新プロセスルールかつマザボの買い替え必須となると相応の情報収集をしてから購入検討しても遅くない。

少なくともRaptor Lake世代から比較すれば様々なポイントで改善されたものが出るだろうが、その頃には既にローンチ済みであろうRYZEN 9000シリーズも省電力化かつ高性能化が進みとても魅力的なラインナップが多い。特に9700Xは65Wとワットパフォーマンスに優れ次期の定番CPUの座に就くことを予想するのは難くない。次世代Intelも9/7/5シリーズでネーミングされることを考えると7のグレードはRYZEN 7 9700Xがだいぶ脅威となることが見込まれる。

2024年のCPU購入で賢明な選択を勝ち取るには、これからQ3~Q4にかけて目白押しとなる新情報合戦での取捨選択が肝となるだろう。

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